【ゴローズ訪問記 vol.2】3回目は20年後。初めて特大フェザー購入
3回目の訪問は初回から約20年後
前回の記事では、ゴローズに興味を持ったきっかけや2回の訪問について書きました。今回は、3回目の訪問と特大フェザー初購入の話をしたいと思います。
過去記事はこちら↓
3回目の訪問は2021年。これまではあまり興味のなかったゴローズのフェザーですが、なぜか急に欲しくなってきました。なんとなく、自分の中で大人のものというイメージがあったのですが、いきなり時が来たというかんじでしょうか。
藤原ヒロシ氏や木村拓哉氏がつけてるのは昔から知ってたのですが、彼らのこれまで以上の活躍が、ゴローズを魅力的に見せたのかもしれません。
最初はどんな種類があるのか、なにがレアかも全くわからなかったので、なんとなくフェザーがほしいなーという感じで訪問しました。
初めての並びで失敗
しかし、まずは並びでつまずくこととなります。
20年ぶりに並ぶにあたり、訪問前に公式サイトで確認したところ、コロナもあり抽選制になったとのこと。サイト上で条件を確認したところ、「来店記録あり」や「1都8県在住」、「誕生月」などのルールを発見しました。昔だけどいったことあるから大丈夫だろうと思い、「来店記録あり」の日に並んでみました。
すると、列を整理してるスタッフの方から「最後にいつ来ましたか?」と質問されました。
「20年前くらいに革ブレスだけ買いました、これです」と見せたのですが、「いまは来店記録があったり、スタッフに顔を覚えてもらってなければ来店記録ありの日の入店は厳しい」と言われました。
2回しか行ってないし、20年前くらいなので当然覚えてないと思いますと伝えたところ、新規の日に並んでほしいと言われ、弾かれてしまいました。
新規の日を調べて再並び、そして当選
改めてサイトで調べたところ、月末に新規の日がありました。再チャレンジをしたところ、無事に当選。店舗に入店することができました。
その時はおそらく150人くらいは並んでたかと思うので、当選確率は1/5くらい。その時は深く考えてませんでしたが、今思うととてもラッキーだったなと思います。
当選したあと、今度は入店順番の抽選があるのですが、20番でした。1日の当選数は32前後らしいので、真ん中よりも少し後ろ。これも当時はよくわかっていませんでしたが、今思うと20番は必ず入店できる番号なので、ラッキーだったなと思います。
特大フェザーを選んで、買うまで
当日はたしか15時くらいに入れたと思います。並んでいる間は、何がいいかなーとスマホで調べてました。「新規で買えるのは上金フェザーとメタル付きフェザーかなー。」とか、「でも何があるのかみてから決めようかなー。」くらいな軽い気持ちで考えていました。
ただ実際に入ってみると、独特の雰囲気で固まってしまいました。
カウンターに店員さんがいて、「ショーケースから欲しい物を選んで教えて」と言われました。
店員さんは店内に3人。そして客は私だけ。人数と雰囲気でいままで考えていたことは吹っ飛んでしまいました。
恐る恐るショーケースを覗き込んだところ、色々な商品がありました。イーグルとか全金とか、レアっぽいもの(当時はよくわからなかった)が上の方にいっぱいあります。「これはおそらく売ってもらえないものだよなー」と思いながら、レギュラーの特大フェザーを探しました。たしか上金やメタル付き、ターコイズあたりのレギュラーが並んでいたと思うのですが、実際見てみるとかなり悩みます。
しばらく眺めたあと、やっぱり金の面積が大きいほうがなんかかっこいいかなーと思い上金特大フェザーをお願いしました。
店員さんは商品を引き出しから出してくれ、白い革紐を通してくれました。
すると、それを出しながら「他になにかある?」と聞かれました。購入できるのは1つだけだと思ってたので、「えっ!?どうしよう」と思いながらもう一度ショーケースを覗き込みました。
「せっかく並んでは入れたんだからもっと買いたいけど、たしかフェザーは1日1つだったよなー」と思いながらみてると、全金メタルが目に付きました。
上金フェザーと一緒につけたら可愛いかもと思って伝えたところ、それも出してもらえました。
そうすると、「他になにかある?」とまた聞かれました。え、まだ買えるの?と思いながら、恐る恐る「チェーンも買えますか?」と伝えたところ、「チェーンは次ね」と言われました。
ここで私の心は折れ、「それで大丈夫です」と伝えて2点購入となりました。
購入すると、入り口で購入した商品と一緒に記念撮影があり、訪問終了となります。おそらく来店記録と、転売防止のためなのかなと思います。
初めてのフェザー購入後の達成感
店舗を出ると、言いしれぬ達成感が溢れてきました。
思い返すと、最初の抽選から数時間の並び、そしてお店で商品を選ぶというプロセスを踏むことで、なにか大きなことを成し遂げたような気にさせたのかもしれません。
そしてこのような体験をすると、商品への愛着も格別なものになります。
もちろん、転売などしようという気にはなりません。この体験は10-20万円出しても買えるものではないですから。
そして、購入できるものや個数が制限されることで、「また並んで、次はチェーンを買おう」などという新たな気持ちも生まれてきます。
「限られた人しか買えない、限られたものしか買えない、そう簡単には買えない。」店舗のマーケティングという観点でいうと、通常考えられない顧客体験を提供していますが、それが中毒的で、また行きたいと思わされます。
一方で、商品だけではなくて、思いや体験まで提供する、そのような観点でいうと非常に今どきな戦略かもとも思います。
次回はチェーン購入記
ということで、初めての特大フェザー購入記は以上です。
次は4回目の訪問、チェーン購入記をお届けしたいと思います。
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