営業とブランディング
営業の仕事は、ほとんどの事業に必要不可欠です。
特にアーティストやその関係者の方に。
ですが、営業マン、セールスマン、という言葉に誤解を持っている人が多いことに、危機感を覚えます。
営業と聞くと「ペコペコ頭を下げてカッコ悪い」「押し売り」「迷惑」「ノルマ主義」などのイメージを持っていませんか?
中には本当に嫌な営業にあった人もいるでしょうが、近年では、必要としていない人にゴリ押しするのは迷惑行為としてコンプライアンス上禁止されていますから、「ウザいなこいつ」と感じる場合はよほどだと思います。
基本的に、営業の仕事の目的は、「必要としている人に向けて最適のサービスを提案し注文をもらう」ことです。
個人でお仕事をされる人にとっては「え、それ営業っていうか、商売するなら誰でもやっていて当たり前じゃないの?」と思われるようなことだと思います。
そう、独立したりフリーランスで仕事をされる方なら、無意識に営業活動はしている・・・というかしなければ生きていけないのです。
その目的を達成するためにはいくつか必要な能力があります。
・情報収集:社会情勢やターゲット層のリサーチなど
・情報提供:ニーズのある情報、自分なりの考察など
・資料作成:根拠のあるデータ、わかりやすいキャッチコピーなど
・人脈形成:紹介をもらう、交流会やイベントに足を運ぶなど
・プレゼン:わかりやすい説明、不快にさせない関係作りなど
ただ、営業の準備だけしたところで、いざ動いてみると困ることが出てきます。
自社サービスの強みや特徴=ブランディングが明確でなければ、勝負どころで勝てません。
営業活動を進めていくうちに、ブランディングを見直したり、マーケティング戦略を変えたりということも必要になってきます。
なので、営業はブランディングとセットです。
僕はアーティストもその他の業種も満遍なくお付き合いさせていただいているのですが、この「営業とブランディング」が全てと言っていいほど重要です。本当に差がついてしまいます。
放っておいても自分がやろうとしていることが世の中に唯一無二である、なんてことはまずあり得ません。
星の数ほどいる「似たような人や物」の中から、どうやって自分を選んでもらい、誰がお金を出してくれるかを考えることが重要です。
ブランディングは、あらゆる社会人にとって、自分自身に自信を持つきっかけにもなるので、一度じっくり考えてみるといいと思います。
※マーケティング、PR、広告、ブランディングの違いはわかりづらいので調べてみると、こんな記事があったのでご参考にどうぞ。
http://wakarukoto.com/?p=16247
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宇田川ガリバー哲男
身体のハンディキャップを乗り越えてメジャーデビューを経験したアーティスト。日本アーティスト協会の代表理事として、アーティストの職業化を推進中。Umami+(ウマミタス)名義でクリエイティブワークも手がける。
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