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デンマーク人のゆとりある生き方

国際競争力ナンバーワンの北欧の小さな国では一体どのような働き方をしているのだろう?働き方。プライベートの過ごし方。お互いの時間を大切にする付き合い方。とても共感する内容でした。

働き方は「大切にしたいもの」で決まる。

デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか より

「家族と一緒に夕食を食べる」

本書にも書かれてありますが、とても大切なことだと思います。
家族で一緒に過ごす時間はいいなと思っていたので、とても共感しました。

「家族と一緒に夕食を食べる」ことから始める
『仕事がひと段落して時間ができたら、子どもと過ごす時間も作ろう』なんて思っているうちに、子どもはあっという間に成長して、家族はバラバラになり、お互いのことがわからなくなってしまいます。

デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか より

子育て中に大切にしてきたこと

「家族と夕食を一緒に食べることでした。」
現在、夫、私、娘(18歳)、息子(14歳)4人家族です。
(4月から娘は大学生。他県で一人暮らしを始めています。)
子供の成長はあっというまにすぎていきます。
子供が小さい頃夫が、早朝に出勤し、夕方早めの帰宅だったこともあり、夕食はよく一緒に食べていました。お誕生日会。クリスマス。(たまにですが、餃子をみんなで包んで焼いて食べたりしていました。)
”誕生日に大切な人をお祝いする時間”って最高ですよね☺️
今でも大切にしている楽しい時間です。たわいもない会話をしたり、このゆっくり流れる時間が本当に好きです。

娘が他県へ引っ越す前日に

娘に「今日の夕食何がいい?」と聞いてみました。
(娘と夕食を一緒に食べるのが最後になるので、娘のリクエストを今日の夕食にしようと思い)
「餃子がいい!!」
と言うので、みんなで餃子を包んで手作り餃子を食べました。
忘れられない夕食”になりました。(話がだいぶそれてしまいました。)

日常にウォーキングを取り入れる

ちょっと脳を休めるために、散歩はとてもいい。
同じオフィスで仕事していると、しょちゅう「散歩に行ってくる」「サンドイッチの具を買ってくる」と言っては、オフィスの周りをぐるっと回ってくる。(中略)日常に余白をつくり、別の活動をすることによって、そこから得られたインスピレーションや知識・スキルを仕事に還元する。それが結果的に、仕事の成果を最大化してくれるのだ。

デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか より

こまめにウォーキングを取り入れてみたら

普段の生活の中に、『歩く』を取り入れてみたら、あまり疲れを感じにくくなった。気分も冴えて頭のなかが整理されていく感じがする。

  • その後の集中力が格段に上がる

  • お天気の良い日の散歩は普通に気持ちいい!

  • 歩くことで血行が良くなり、心地よさを感じる!(好きな曲聴きながらとか最高すぎる!)

ムリしない、ムリさせない。

「自分もムリしないから、みんなにもムリしないでほしい。」
こうして、自分にも、組織のメンバーにも、ムリを強いないことで、いいエネルギーの流れをキープできる。

デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか より

「日本の会社では考えられない考え方」だなあと思った。

考えてみたら、疲れている社員に対して上司から「もっと頑張っていこう!」など言われると、(人手不足などある中で‥)どう考えても生産性上がらないだろうな‥とおもってしまう。デンマークの組織すごいなと感じた。日本でもこうゆう考え方がもっと浸透してほしいとさえ思った。根本的に「相手を尊重する」意識が高いんだろうなぁ。

本書では、デンマーク情報を提供して「日本も同じようにすればいい」と言うつもりは毛頭ない。本書でお伝えしたいのは、もっとコアにあるデンマーク人の基本的な「モノの考え方」である。

デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか より

本書を読み終えて

日本での導入は制度などの関係で難しくても

「デンマーク人の考え方」に非常に共感できる部分も多くて、参考になりました。こんな考え方があるのかと驚きの連続だった。息子にも本を読んで印象に残った箇所を話してみたら、「うん。うん。」と真剣に聞いていた。(少しでもいろんなモノの見方ができる人になってもらえることを願いながら。)
親子で考えさせられる時間を持たせてくれた本書に感謝しています。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。



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