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一生に一度は行きたいレストラン

一生に一度くらいは、訪れてみたいレストランやカフェを紹介します。でもそんなに度々は行くことができないお店です。全面的に私の好みと独断から選びました。

1.シャダウ城のレストラン(スイス)

見出しの写真は、1860年に建てられたシャダウ城(Schloss Schadau)です。ホテルとして営業していますが、レストランがありカフェとしても一休みすることができます。スイスのトゥーン市の郊外にある公園です。トゥーン湖に面しており、ユングフラウの山々の美しい景色をレストランから眺めることができます。

ホテル正面へのドライブ(門から玄関までの私道)
アイスクリーム

こんなレストランに座ってトゥーン湖を眺めていて、私が心に思い浮かんだことは、映画俳優の岸恵子のインタビューをここでしたら、まさにピッタリだということです。何の根拠もないのですが、この雰囲気に最適の日本人女優は彼女以外にいないと、勝手に想像していたのです。

テラス席からはトゥーン湖を臨める
トゥーン湖を眺めながらの食事は最高

シャダウ城は、この2月下旬はお休みだったようです。お出かけの際は、HP等で営業を確認してください。

Schloss  Schadau
Seestrasse 45
3600 Thun
Telefon 033 222 25 00
info@schloss-schadau.ch



2.カフェ ルーブル (チェコ プラハ)

プラハを代表する老舗カフェと言ってもいいでしょう。カフェの中は、少しずつ趣きが異なる部屋がいくつか繋がっているような構造です。いつも賑わっていますが、席数も多いので満席ということはないでしょう。

カフェは2階のフロア全部です 階段で上がります
食事もできるカフェ この照明もいいな

1902年創業、カフカもアインシュタインも来店したことのある超老舗カフェ。戦後一時期閉店していた時期が長くあったようですが、1992年に営業再開して現在に至っています。

地元の人、観光客、各界の著名人と客層も多岐にわたっていて、メニューも豊富で値段も比較的リーズナブルです。ゆっくり落ち着いてくつろぐことができる雰囲気だと感じました。

各種イベント会場の提供サービスやケータリングなど幅広くビジネスを展開しているとのこと、以前は宿泊用アパートも提供していたようです。

ワインもいただきました

朝8時から朝食メニューもあるので、いわゆる「モーニング」も提供。カフェ文化はウィーンだけではなかったということを知りました。夜は23:30まで開店しています。

ビリヤードもできます

ホームページからは、テーブルの予約もできます。ランチ時の利用にはおすすめですね。落ち着いたピンク色が基調の内装が歴史を感じます。このようなカフェが自宅近くにあったらいいなと思ったけど夢物語ですね。

バーグマンに似ていますが、誰だかわかる人教えてください

Narodni 1987/22, プラハ  
地下鉄Národní třída駅から徒歩2分  Můstek駅から徒歩5分

最近、昔ながらの喫茶店がどんどんなくなっていて、昭和どっぷり人間の私としては残念な限りです。学生時代は何かといえばすぐ茶店(さてん)に行きましたから。

もちろん、スタ---やド---ルなど全盛で私も利用していますが、何かが昔の“茶店“とは違うのです。そういう点では、今も健在のル---ルの方を気に入っています。これは個人の好みですかね。

1902年創業のカフェルーブルが、今も多く人を惹きつけていることは特筆に値することですね。



3. フィグルミュラー (Figlmüller) (オーストリア ウィーン)


3番目は、ANAの羽田ーウィーン便が2024年8月1日より運航再開(週3便)ということなので、ウィンナー・シュニッツェル(高級豚肉の薄くのばしたカツレツ)の有名人気店です。

本来のウィンナー・シュニッツェルは仔牛肉を使ったものらしいのですが、フィグルミュラーのシュニッツェルは、パリッとした食感とその大きさと薄さで、多くの食通を魅了しています。メニューにも「1905年以来のオリジナルのポークのシュニッツェル」とあります。

1905年創業で100年以上の歴史があり、観光客だけじゃなく地元民も訪れるので、HPからテーブルを予約した方が待たずに入れるでしょう。

入り口に看板があり、入っていくと本店があります

入り口左脇の看板は、支店の案内です。

皿からはみ出るのが評判
メニュー (foodのみ、他にdrink, wine listあり)

お店の公式HPでは、シュニッツェルのレシピまで紹介しています。

Google翻訳したもの

日本のトンカツといえばソースをかけるのが当たり前ですが、ここのシュニッツェルはこのままで十分に美味しい。レモンをかけるかどうかは好みです。白ワインが合うと思います。

私はこれまで3回訪れています。いつもほぼ満席に近い状態でした。店内はドイツ語、英語、フランス語、イタリア語などが飛び交っていていかにも中央ヨーロッパにいるんだ、という感じでした。食の美味しさには言語も国境もないなと実感しました。

人間が美味しいと感じるのは、食べ物そのものの美味しさもさることながら、食べている環境、たとえば店の雰囲気や時間帯、一緒に食べている仲間、食べている人の心理状態やお腹の具合い、などさまざまな要因が重なり合って、美味しいと感じるのではないかと思います。

独特の深い緑色を基調とした店の雰囲気も、シュニッツェルの美味しさに大いに貢献していると思います。

本店 Wollzeile 5  1010 Vienna
支店 Bäckerstraße 6  1010 Vienna

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