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ある日、声が出なくなった私の話

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2019年7月10日、声が出なくなりました。 それに合わせた日記・記録のような言葉たちです。
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#機能性発声障害

声が出なくなってから、1年経とうとしているね

声が通常通りに出なくなってから、1年が過ぎようとしている。

あの日は7月10日で、納豆好きの私は語呂合わせもあり、明確に覚えている。
元々風邪をひくと喉の症状が悪化するため、今回も同じようにすぐに治ると思っていた。
それがどうしたことか、声帯炎・逆流性食道炎・気管支炎、過緊張の体質、機能性発性障害という診断結果、認知行動療法という心理療法の受診という、今までの人生観が変わる日々を過ごしている。

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退職、コロナ禍のはじまり、そして今もなお声が戻っていない私の話。

2020年3月末、勤めていた会社を辞めた。

体が限界だったのが1番の理由と同時に、同じくらいの熱量で、日々の業務へ殺意に近いものしか抱けなくなっていた。
業務のなかには接客も含まれていた。

私は、接客が好きだ。

人生で初めてのアルバイトは高校二年生のとき。
「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」という何気ない一言をはじめ、対面してお客様と話すことがとても楽しかった。その後も飲食や小売を

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2020年という節目へ

声が出なくなって早7ヶ月。

ささやき声・小さな声は出ます。
ただ大きな声は出せないので、仕事中に遠くの人へコミュニケーションをとることが出来ず、いっそことベルや笛でも持ち歩こうかとも考えています。

接客業も含む仕事をしているため、来店されるお客様と会話をするときもあります。
私のこと気遣ってくれてすぐに変わってくれるスタッフもいれば、電話をそのまま頼まれ続行されることもしばしば。

私としては

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