2020年という節目へ

声が出なくなって早7ヶ月。

ささやき声・小さな声は出ます。
ただ大きな声は出せないので、仕事中に遠くの人へコミュニケーションをとることが出来ず、いっそことベルや笛でも持ち歩こうかとも考えています。

接客業も含む仕事をしているため、来店されるお客様と会話をするときもあります。
私のこと気遣ってくれてすぐに変わってくれるスタッフもいれば、電話をそのまま頼まれ続行されることもしばしば。

私としては正直、私が表に立ってお客様から「お前じゃ何を言ってるのか聞こえない」と言われてクレームに繋がる件を想像すると、初めから他のスタッフがお客様対応をしたほうがいいのではないかと考えています。
(実際にこのようなクレーム紛いのことは目の前で数度ありました)

私は元々、販売業が好きです。
接客業が好きです。
お客様の喜ぶ笑顔が好きです。

自分の行動ひとつでお客様に喜んでもらえること、その笑顔が見れること、お客様の人生に少しでも触れられること、人生を豊かにするお手伝いが出来ること…。
猫を被り、ある種演じている私でさえ認めてもらえる場所…。

「働くこと」が好きな自分にとって、いつだって、その場所が最適だと思っていました。

ですが声が出なくなった今、
「この気持ちのまま仕事を続けていいのだろうか?」「情けない気持ちが大半のなか、果たして自分がいる意味はあるんだろうか?」「給料に見合わない労働と、付随する自尊心の傷つき方に、価値はあるのだろうか?」
…そんなことばかり考えています。

正解はわかりません。

このタイミングが分岐点なのかも、正直わかりません。

甘やかされた環境で生まれ育ったと自覚するなか、「生活のために働いたことがない」自分へ対しての満足度が、どうしても今の職場では満たされない気がして堪らないのです。



あなたの仕事は何のためですか?

誰のためですか?

満たされていますか?

仕事とプライベートを分けるタイプですか?

やりがいを感じていますか?

達成感を感じていますか?

今の仕事が好きですか?

あなたの価値観に沿っていますか?

その職業はあなたの夢でしたか?

今後、どんな人生にしたいですか?



青いと言われてもいいんです。

私にとって【仕事】は『楽しい』ものだと、今もこうして信じているから。



先日、仕事中のみに使っている腕時計の電池が止まっていました。

同じように、私自身の電池も切れているんだと思わずにはいられませんでした。

#心因性失声症 #機能性発声障害 #声が出ない #過緊張 #仕事 #接客業 #販売業

同じ気持ちの方に出会えると幸いです。