夢って、好きな食べ物みたいなものでいい?|無職日記

何があったんだ……? と思うくらい、身の回りの人たちが未来を語っている。どしたんみんな〜〜

突然だけど、夢・目標・やりたいことって、好きな食べ物みたいなものだと思った。

中高生時代、自分の好きな食べ物や好きな色などなどが決めきれず、答えられなかったことがある。

でも、大学時代に偶然カレー屋でカレーを食べておいしいなと思ってから、「好きな食べ物はカレー」といい始めたところ、けっこう景色が変わったのだった。

まず、好きな食べ物を聞かれても困らない。
それが? ということかもしれないけど、答えられない自分に結構消耗していたらしい。自分に嘘をつきたくなくて答えられなかったことで、返って好きな食べ物の話題になるたびにちょっと傷ついていたことに気づけたのだった。

さらに、答えが決まっているので心が安定する。 自分に軸が通り、小さなタイミングで行動に迷うことがなくなった。

また、副次的な効用として、好きな食べ物の情報が自分に集まってくる。
好きと伝えただけなのに、カレーの情報がまぁまぁ集まって来たので、より詳しくなってより好きになる循環ができた。

好きな食べ物を夢に置き換えたときに、結構上記の文章って通るよねって思う。

「やりたいことって口に出したほうがいい」って、きっとこういうことなんだろうな。

夢や目標、やりたいこと……というと大げさにも感じて、自分の中で「叶えなきゃいけないもの」「やらなきゃいけないもの」のような、have toな存在に変換されてしまいがち。

でも、なんかもっとライトに捉えていいのかもと考えていたら「好きな食べ物」に行き着いた。

好きな食べ物って毎日食べなくても、いつ変わっても極論どうでもよくて。

夢ややりたいことも、突き詰めれば別に達成しなくてもやらなくても誰に迷惑がかかるものでもない。

人が日々変わるように、いつ変容してもいいものであると思えば、少しハードルが下がる気がしている。(そもそも、夢ややりたいことなんて決め切らなくても生きていればいいのだ)

情熱の燃えるやりたいことがあるひとは極めたほうがいい。けど、夢を聞かれて喉が詰まるようなわたしのような人は、ちょー軽く考えてみちゃおーぜ。というやつでした。

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