u_ko

書き溜めたもの。色々なこと。拙いながらもせっせと綴ります。

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とうめい

漂う空気は透明で 色もなにもないのにね 誰がかけてる 色のついた眼鏡だったら きっと単色に映るんだろう そのココロを黒と決めたもの それ自体が優しさに 他ならないのに 千切れそうなまま キラキラ ギザギザになってんだ どうか 笑った顔して 泣かないで 茶化した声で 語らないで キレイなものなんか 手放しちゃって ちゃんと こっちを みてよ ただここに存在している ただそれだけで 見たこともない遠くの誰かの どっかに繋がってんだ 有色無色 決めるのはボク 虹色だって 

    • キラキラ

      綺麗事ばかりを並べたてて 浮かれていたい 汚い感情から目を背けて 生きてたい 快晴のアスファルトの真ん中で アレもコレも 目を細めているうちに 干からびればいい

      • 夢をみながら

        真夜中に聞いたその声は 決して 幻聴なんかじゃない 悶えて転げて七転八倒 磨かれた感性が聴きとったんだ そんなに深く考えるな どんなに深く考えたって 所詮 この頭じゃ 表層僅か1ミリメートル しあわせはどっち? 悲しみのあっち? 足が向くまま歩きたい 気の向くまま歌いながら

        • 休日

          糸はだいぶ増えて絡まって 脳の8割型を占めてしまって 残り2割で生きてる 私ってすごいな それを受け入れつつ あがいたり、もがいたりする キミってすごいな 星がまたたいているだけで 1秒ですら戻れないって知る 何にもしない日曜日 世界は何一つ止まらなかった

        とうめい

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        記事

          それでもいいから

          誰も知らない街の片隅で 思い切り号泣したい 何も知らない人たちにだけ 訳もなく慰められてたい 誰も知らないその街で 下だけ向いて泣いてたい 何も知らない人たちにだけ 悲しい気持ちを知ってほしい 夕焼け雲が好きなのは もうすぐ夜を連れてくるから 一番星が好きなのは もうすぐ夜を連れてくるから 悲しい悲しい悲しくて 泣きたい泣けない苦しくて ずっと夜ならいいけれど 朝は来るから 朝が来るから 前なんか全然向けなくって 寝たって起きたって苦しくって それでもいいそれでもい

          それでもいいから

          空をみている

          空は晴れていて なんとはなしに 少し憂鬱 答えのないこと いろいろ考えて ごちゃごちゃになって 見上げた空は晴れていた 私がここにいることになんて 意味なんかない たまたまで 偶然で  ただ それだけなんだ 誰かの求めに答えるとか 誰かに従うとか 誰かを癒すとか そんなためにここにいるわけじゃない 私が 今 ここにいるのは たまたまで ただの偶然 なにをするか どうするか 全て私が私のために決める 誰のために何をしても それは 私が私の思いにしたがって 動くもの

          空をみている

          修羅場

          体重計が壊れた 今日 ちょうどよく 体重計が壊れた うん。 そうそう。最近食欲旺盛で よく食べるから 毎日 体重計に乗るのがストレスだったもの。 ちょうどよく お気に入りのパン屋さんが お休みだった。 最近、食べすぎだったから。 ちょうどよく 時計を忘れた たまには、時間を気にせず 過ごしたかった。 『ちょうどよく』ってあたまにつけると なかなか良い感じ 私の脳みそが 自動検索して 良い答えを探すらしい キミの誕生日 仕事上がり間際に ちょうどよく 緊急の仕事の電

          修羅場

          予防線

          最近 休みがない彼に言った 『もし、あなたが浮気をしたら、私はもう一生誰のことも信じずに、たったひとりで生きていく。パッサパサの砂漠のような心でね』 これでもし 彼が浮気を続行したら わたしは彼になんの未練もない

          予防線

          そこからはじめよう

          職場入口に新しく 非接触型体温計が立った 月曜日 わたしは彼の前に立って 大写しになった寝ぼけ眼の自分の顔を見る  無反応 近寄ってみたり 離れたり 色々してみる  無反応 火曜日 水曜日 木曜日  彼は全くわたしを認識しなかった 金曜日 結局 彼は一方的にアプローチするわたしを 一週間無視し続けた どうか来週こそは 彼がわたしを 人として 認知してくれますように

          そこからはじめよう

          かくれんぼ

          もういいかいって もう一回だけ いわせてよ       気づかないフリして 知らんぷりしていいから 気配だけは残しといて なんせ キミが見えなくなってから 昼夜問わず探してるんだから 思いつくところは 全部探したんだけど 夕焼け空の向こうまで 探しに行けたら いいのにな

          かくれんぼ

          ひみつ

          そしらぬ顔して 風が入る窓と わたしの間のキミを見る ほんの僅か 誰にも怪しまれないくらいの ギリギリの数秒 どうか 目が合いませんように どうかこちらを 見ませんように だって ひみつなんだ いつまでも ひみつなんだ グレーな時間 いつまでも続いて

          ひみつ

          日常

          つまらないコトを言って ゲラゲラ笑いたい ゴロゴロ寝転んだり 歌って暮らしたい 晴れた日には散歩に出て 雨の日には 窓から外だけ眺めてたい しあわせをしあわせと知っている人は たくさんの悲しみと たくさんの苦味と たくさんの苦しみを 抱えた人かもしれない 何事もなく繰り返される日常が  当たり前にあることが しあわせだなんて 知らなかった人は きっととてもしあわせだった人

          きっと

          わかっている どこか遠くで あなたは息をしている わかっている もう二度と同じ時間を 過ごすことはないって わかっている どれだけ泣いても そこからは見えない あなたはきっと 今頃電車に揺られてる そこからは きっとこの空が雲が見えている きっと 今はもう これからはもう きっと ってしか言えない わかっている 頭ではちゃんと わかっているから

          きっと

          三日月の夜

          消え入りそうな三日月は 爪痕みたいに喰い込むから 鋭い光に泣く 細い細い張り詰めた弦から ピンと音が跳ねたような そんな空気 それでも夜を照らして わたしはどこまでいくんだろう 美しいものって 痛いほど冷たくて透明だから ただただ空を見上げて泣く わたしには何もない 非力な私にはきっとちょうどいい なんにも だけど 願いはあるんだよ どうか どうか って 願うんだよ 叶ったって 叶わなくたって 心が裂けるほどの 願い

          三日月の夜

          いいんだよ

          みんなが ずっとしあわせでいてほしい ただそこにいるだけで あなたは大切な存在で それは もし誰かが否定したとしても 私の中では 確固たる事実 なのに 私はわたしを いつまでも いつまでも いつまでも ずっと 非難している あれができないとか これもできないとか 強くないとダメだとか 明るくて元気でないとダメだとか そんなことばかり言っている そろそろ もう いいんだよ って 言ってあげて お願いだから そろそろわたしのしあわせも

          いいんだよ

          メンドクサイ

          そんな事に意味なんかないって キミは言うけど じゃあ 『意味がある事』ってなんだろ 意味がある事があるなら 意味のない事なんかないし 意味のない事があるなら 意味のある事なんてないんじゃないか とか メンドクサイ事を 悶々と考えて メンドクサイなぁって 笑ってんだ だって 難しい事が多すぎて 書いてもいない空気の読み方とか 暗黙の了解とか 偽善とか いくつになっても クリアできない 落ち込むんだよ 私は イチイチ メンドクサイから そして 私という存在について

          メンドクサイ