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親が怒る指導はもう古い

皆さん、こんにちは!
昔は沢山怒られた、今の子達はあますぎる、だから親として怒らないといけない…
と考えている人はいませんか??

決してその考えが間違っているとは言いません。
ですが、怒ることが本当に子供のためになっているのでしょうか??

今回は題名にもある通り、なぜ怒る指導が古いのかについて書いていきます!


「周りと比べない」
わが子が集団の中で何かが抜きんでて出来たり、一等賞をとることは、誰でも親として誇らしい気持ちにななると思います!。
ですが、そのことをひけらかしたり、自慢する親御さんを、どう感じますか?

少しばかりカッコ良くないと感じます。
カッコいいお母さん、お父さんは、自慢しないし、逆に何かが劣っていても、泰然自若としてわが子を見守れる人。
そして、そんな人が、子どもをうまく伸ばしています!

大人だって、自分より優れている人と比較されるのは嫌ですよね。
それなのに、子どもたちは学校や塾やサッカーまでも、比較されているわけです。
勉強の成績をつけられ、学力テストを受けさせられ、サッカーでは能力を比べられてレギュラーと補欠に分けられます。
評価を受けることは、他者と比較されているわけです。

そんなふうに競争社会にさらされているのですから、家庭は子どもにとって絶対的な「安全基地」でなくてはいけません。

安全基地とは、どんな自分でも受け止めてくれる場所です。
何かができなくても「大丈夫。いつかできるようになるよ」と言ってもらえる。
ダメな自分でも「大丈夫。また頑張ろう」と励ましてもらえる。子供が前向きになるような言葉常日頃から、かけましょう!


「子どもの感情に同化しない」

試合のメンバーに選ばれなくて泣いた。息子が選ばれなくて、悔しくて、親のほうが泣きたい。

その感情をを子供にぶつけては行けません。

「そっか。悔しいよね」とその場は、お子さんの気持ちに共感してあげましょう!
そして、解決策を子供の意見もしっかり受け入れながら考えていきましょう!

冷静になって考えてみましょう。

子どもは子ども。親は親。違う時代を生きる、まったく異なる個体です!
子どもは親の自己承認欲求を高める存在ではないし、その出来不出来が子育ての結果を示すものでもありません!
そこを今一度認識し直してみましょう!


「主体性を育てる」

例えば、試合に出られなかったあとや、その翌日などに「どうしたら次は試合に出られると思う?」と問いかけてみましょう。

その問いかけは決して答えを求めるだけではありません!
「自分で考えてごらん」というメッセージです。

どうしたらいいかなあ?とお子さんの心に残るかもしれません。そのとき残らなくても、いつか思い出すかもしれません!
そうやって、何度も、何度も、種をまくのです。

いわば「季節のない種まき」です!

トマトは夏に実をつけますが、息子さんの努力や成長が結実するのは、小学校高学年なのか、中学生なのかはわかりません。
いまは保育園児のキックでも、子どもの体は成長とともにどんどん変わります!

もっといえば、実がなるのがサッカーなのか、何なのかはわかりません。

ただ、親の役目は、何かにつながるよう「自分で考える」という主体性を育てることです!

「まだ小学生だから」と何でも先回りして親が決めてしまうと、「本当はサッカーを続けたかったのに」と泣かれる日が来るかもしれません。

「親が決めたからこれをやったけれど、ダメだったじゃないか」と親のせいにされます。

自分の人生を自分で預かり受けること。それができる主体性をぜひ育ててあげてください!!


今回はここまでとさせて頂きます!
最後までありがとうございました!!

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