大人になった今考える『校則』
近年、特に直近1年で、新聞やテレビで校則について取り上げているのを目にすることが多くなった。
近年個人が声をあげやすくなったことは、SNSやスマホが発達したメリットのひとつであると思う。
ーもし私が子どもの頃にも、SNSやスマホが既に普及していれば声をあげたかもしれない。
私は小中高と地方田舎の学校に通っていた。
その中で「合理的ではない」「意味ある?」と感じていた校則は多くあった。
例えば、
①授業中に飲み物禁止
→脱水を防ぐためにも水分補給は必要であり我慢させることではない気がしていた
②髪型
→自己表現であるし個性、多様性を出せてむしろ自由にしたほうがいいと感じてた
③冬の防寒具のカラー指定
→服のカラーの好みも髪型同様に自己表現であるし個性、多様性を出せてむしろいいと思ってた
思い出せばもっと出てくるが、特に気になっていたのが上記3つのことだ。
当時の私は学校でいい子ちゃんをやっていたので、声をあげることもなく、大人しく目立たないように校則に従っていた生徒。
そもそも校則は校則だと、声をあげる対象にすらしていなかったように感じる。
今、当時の校則を振り返っても、同じように考える。
学校の校則が何十年も前から旧態依然としているのは、何十年も前からの規則を変えようと思う大人が学校関係者にいなかったからではないか。
それがやっと、やっと今になって、個人の声の高まりによって変革する時がやってきていると思う。
どう考えても時代にそぐわない校則だらけ。
ただでさえ日本の教育課程は他国と比べてもアップデートが非常に遅い。
海外で暮らした時にそう感じた。
今改革をしなければ、いつするのだろう。
メディアで校則について取り上げているのを目にするたびに、やきもきする自分がいる。
私もこうやって意見を述べることで、微力だが一助になれば幸いだ。
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