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ガジュマル、お金も稼げる二刀流? 

南国気分を引き立てるガジュマル。実はお金も稼いでいるらしい。

ガジュマルは中国語で「榕樹」というそうで、いま通っている大学にはキャンパス内に「榕園(ガジュマル公園)」がある。そこに鎮座する立派なガジュマルは、当時は皇太子だった昭和天皇が1923年に台南を訪れたとき植樹したものとのこと。

大学にあるこのガジュマルをロゴのイラストに採用している企業があって、その企業が毎年、大学側に100万台湾ドル(約456万円)を支払っているんだとか。少なくとも維持費は元が取れてそう。

そのロゴというのがこちら。

國泰人嘉は「國泰金控」という持ち株会社傘下の保険会社みたい。さらに調べてみると金控は「金融控股公司」の略で、直訳すると金融持ち株会社。

小学館/商務印書館「中日辞典 第3版」

ホールディングスのウェブサイトを見る限りでは、グループの中核会社は保険なのかな。けど銀行も持っているので、「國泰世華銀行」名義のロゴも街を歩いていると結構みかける。

必ずしも大学のガジュマルを模しているとは思えない(一般的なガジュマルとの違いがわからない)ので、もしかしたら大学はガジュマルという樹木の形状そのものに対して商標登録をしているのか? だとすると大学の経営スタッフ、かなりのやり手? いろいろ想像するのも楽しい。


【2022/09/20の日記】

机に向かっての勉強時間は3時間24分。

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