見出し画像

自分がイチバンおもしれえ?

12月。ちょくちょく更新しようと思って始めたのに、前回から3〜4ヶ月経ってしまった。
あれから色んなお仕事をいただいた。
zineも作った。展示も企画した。
クライアント様や買ってくれた方やご来場くださった方には喜んでいただけたが、自分の中ではまだまだ反省ばかりで、次は挽回しようと意気込み、で描き上げてはまた反省して、を繰り返していたらあっという間に年の瀬になっていた。

小さい作品を飾るIt's a small world!という
展示を企画した。2024年もやるかも。


年がら年中、話題の映画・音楽・漫画・アニメ・小説などなどの情報が流れてきては、行きたい観たい読みたい欲が溢れ出すのだけど、忙しかったり、それ以外は自堕落に過ごしてしまっているので、ほとんど鑑賞できていない。
去年の年末に本を5冊ぐらい買ったのに1冊も開けていない。

 企画展で展示した絵とラフで描いた絵を
集めて編集したzineを近々作る。


10年前、もっと前の自分は、結構エンタメやカルチャーを貪っていたような気がする。横浜に移り住み始めて、自分より詳しい人に出会えたり、ブームの発信地に足を運べたりすることがめちゃくちゃ刺激的で嬉しかったのを覚えている。
soundcloudからサブスクサービスを駆使して音楽を聴き漁っている習慣だけは継続中だ。

単純に金がない・なくなったのもある。体力もなくなった。だけどたぶん、絵を描き始めてからだんだん外に関心がなくなってきたんだと思う。勉強の為にと思って絵の展示も見に行きまくっていたけどそれも少なくなった。
むしろ周りが盛り上がっていると正直シャクだったりした。それが映画でも音楽でも漫画でも、なんかノれない自分がいた。

そういやクリスマスだ。
クリスマスの絵を描きたいなぁ。



自分と同世代の各作家たちが世間を騒がせているのだと気がついてしまって、それからは生意気だがコッソリ難癖をつけるようになった。素晴らしいのはスグに理解できるが、なんか落ち度がないものかと探し当てることが安心に繋がるという、スッカリ底意地の悪い人間になっていった笑

口にだしてしまったりSNSに発信したりすれば自分にはね返ってくるので、苦虫を噛み潰しながら描いていった。気がつけば10年。だらしないナリに夢中だった。業界を見渡せば、自分なんか零細・底辺作家なのだが、自分が今やっていることが他の何よりもイチバンおもしろかった。

少し早いけど、良いお年を。


ちょっとカドが立つ発言だと思うが、たぶんほとんどの人がそういう想いをココロのどっかに隠し持っているんじゃないかなぁとニラんでいる。ーって外に関心がないとか言いながらなんかキョロキョロしているな。

まだまだ余裕がなくて、自分のことばっかりでみっともないけど、またちょっとずつ色んなことを楽しめる日々がやってくると良いんだけど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?