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わたしの言葉の源、3人の作家さんを紹介します

折にふれて何度も読み返す作家さんがいます。間違いなく、わたしの言葉の源。ありがたや。

熱く書き過ぎて長文になっちゃった。ゴメンナサイ。最後までお付き合い頂けるとうれしいです。

ひとり目
宮部みゆきさん


わたしが1番読んでる作家さんです。スーって言葉が入ってくる。染み込みます。

心が明るいときは、どんな作家さんも読みやすい。でも悲しいときとか、人生で迷ってるときは、読める作家さんがわたしは限られてて。そんなときほど、宮部みゆきさんの本は「読みたい!」となるんです。

宮部みゆきさんが書き綴る物語では、無理に解決へもってこうとしない。苦いまんま、分かんないまんまでいい。闇のまんまで抱えてられる強さ、豊かさを感じます。
必要ならば、時間が解決に繋げてくれる。流れに身を任せていいんだ。読み終えたとき自分が緩みます。

宮部みゆきさんが大好きだから、いっぱい書いちゃった。新シリーズが始まってます。このあとの話にも期待大です。



ふたり目
三浦しをんさん


無茶苦茶おもしろいですよね。文体に憧れてます。

軽妙な語り口なんだけど、相反するような、わたしもよく抱えてる劣等感が言葉になってる。
「そう!これよ!あの居心地の悪い、『なんてダメなんだ』の思いがここにあるー!」と何回も大興奮してしまいます。

読むほどに爽やかな気持ちになるし。読み終えたらパーって心が開き、うーんと伸びをしたい気持ちになります。

三浦しをんさんが好き過ぎて、noteの文藝春秋を定期購読してます。いまはネイリストさんのお話を連載されてます。
お話の内容とは別に、「ここで改行するんだ」とか、「このくらいの文を連ねてもいいんだ」とか、書き方スタイルも学ばせてもらってます。

エッセイもとても面白かったです。隣で暮らしてそうなくらいリアルで、さすがです。

迷った末に、小説とエッセイの両方をご紹介。



三人目
司馬遼太郎先生

畏れ多すぎて、「先生」と思わず書いちゃった。
我が家は父が読書家です。さかのぼると父の父、わたしの祖父も読書家でした。祖父も父も、司馬遼太郎さんの大ファン。司馬遼太郎さんの本がズラーっと並んでる環境でわたしは育ちました。

わたしが司馬先生の本を初めて読んだのは、高校生のとき。司馬遼太郎を読む女子高生。渋いでしょ。

家にたくさんあって、父がそんなに夢中になる「司馬遼太郎の魅力」を探るべく最初は読んだはず。

わたしが読んだからだけじゃなくて。代々にわたって司馬遼太郎先生を読んできたからこそ、「わたしの言葉を形づくってる」と言って過言じゃない。はあー。やっぱ畏れ多い存在です。

何度も読み、今も内容をスラスラ言えちゃうコチラの本を紹介します。


いかがだったでしょうか。好きな作家さんについて書いてるんだけど、まるで自分の原点を探ってるように感じてます。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

⭐︎映画について書いた記事です。もしよければ、こちらもどうぞ。

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