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コロナ禍✕育児中。閉鎖的毎日を救ったのは、「先生」だった。

わたし、すごく良い先生をみつけたんです。



育児って本当に孤独です。

24時間365日子供から離れられず、自由もなく選択肢も視野も狭まる。

さらに今はコロナもあり、余計に家から出られない。友人どころか両親にも会えない。 

じゃあ誰に相談したらいい?

そんな時、「先生」に出会いました。



子供たちが見る教育テレビの喧騒から逃げるため、(たまに見る大人は分からないかもしれない。元気の押し売りが何時間も続くと拷問だということを)いつもスマホばかり見ていたけれど。


当たり前の事に気づいた。

本という「私だけの先生」がいることを。


「先生」はやっと家事を終えた深夜だって話をしてくれるし、『今日はちょっとパス』ってときはほっておいてくれる。

『今日調子が乗っているから明け方まで話聞かせてくれません?』と言えば、オールナイトだって付き合ってくれる。

来客があればサッと隠れてくれるし、子供には聞こえない声量で語るから、聞きにくい話もなんのその。


しかも「先生」は語る時、知識を出し惜しみしない。いばらない。何年もかけてリサーチした内容を、簡潔に二言三言でまとめてくれる。こっちも時間がないしありがたい。わたしが何年何十年かかってたどり着けるかどうか、という知識なのに。


しかも受講料は最初一回払えばあとはタダ。気前がいい人なので2,3千円でいいよと言ってくれる。子育て中は色々と物入りだからめちゃ助かる。


ノートをまとめるのは「先生」がやってくれる。あなたが神か。復習も特にいらなくて、『たまに思い出して実生活でためしてみるといいよ』と言ってくれた。


こんな都合がよくていいんでしょうか。



わたしは、大学まで出たのにろくに残っていない知識を恥ずかしみ悔やんでいた。


英文学部を出たのに喋れないし、大学ではほぼ部活動に全力(部活のおかげで今のわたしがあるからそれはそれで良かったのだけれど)。

小学生の頃から読書は好きで、妊娠中も毎日一冊読み、今もKindleは持っている位読書には親しかったけれど。どこか学ぶことを遠ざけていた。積ん読多数。「なんか派手」「なんか楽しそう」な一瞬の快楽(スマホ)を追いかけていた。


一度だけの人生。何かを成し遂げたい。

秀でた実績を残したい。

それなら他人とは違う行動をする必要がある。


電車に乗れば9割9分スマホ。

そんな時に「先生」からコツコツ学べたら、大きな差がつくのでは。


ひとつだけ。

わたしには大事な子供たちがいる。彼らをないがしろにしてまで時間は割かないし、日常生活に支障がないようにする。


限られた環境だからこそ、かがやくものがある。

磨くか腐らすかはわたしにかかっている。


令和3年1月27日 ミートソースをかけたニョッキが晩御飯




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