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お子さんたちも心理学を知りたがっているんで、大人と一緒に読むのがオススメ!

今のお子さんたちの特に関心がある分野でもあるため、ぜひお子さんたちにも読んでみるようお伝えしたい本です。ただ少しだけ、言葉や文章が難しめな気もしました。お子さん目線で考えると高校生であっても、半数の生徒が理解できるのだろうなといった感想です。ただ、親御さんや教師と一緒に読んで理解を深める教材にもできるかと考えております。ぜひ続編および、改訂を強く期待しております!

塾講師をしておりますが、お子さんから「心理学って教えることができますか?」と聞かれることが増えました。心理学を勉強していたと少し話しただけなのですが、何人ものお子さんが関心を持っております。しかも授業として。一般的な本で言えば、読書が苦手であっても「本当は怖い、深層心理の本」というような内容の本をもくもくと読んで、ご友人と共有なさる生徒さんが増えている印象です。

カウンセリング=心理学という少し的を絞りすぎた捉え方をお持ちの生徒さんもかなり多いため、この御本はそれを優しく、視野をひろげられるように助けてくださるものだとも想いました。

研究としての心理学の説明や、全章にわたって、大学で心理学を学びながら記載することはどういうことか、心理学論文を紹介しながらのさまざまな心理学の紹介、日常生活と照らし合わせながら、恋愛や自身への向き合い方、SNSなどのメディアを流されながら見るのではなく、自身の意識をもってみる・きく・よむ・つかうことの大切さ等々・・・研究と勉強・学習・日常生活の架け橋になれる貴重な御本です。

ぜひ、誰かと一緒に読めるような御本に改訂しつづけていただけると、より嬉しいです。

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