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抗えなかったもの(僕の過去を大公開編⑤)

どうも!Takeyuです!
前回の記事では、僕の大学時代について、共有しました。
今回は、たけゆうの大学院生(就活)編です!

まだ前回の記事を読んでいなければ、
まずはこちらからどうぞ!!!


🔶たけゆうの歴史(続き)

⑥大学院生時代

2020年4月、
僕は筑波大学の大学院にエスカレーターで進学します。

入学して1か月も経たない5月から、僕の就活は始まりました。

エントリーシート?Webテスト?
チンプンカンプンな状態からのスタートでしたが、

就職先は絶対に後悔したくない!と思っていたので、

理系職 or 文系職
大手 or ベンチャー

等の制約を設けず、あらゆる企業を見ました。

前回の記事でも書きましたが、当時の僕は

「日本人の幸福度を上げる仕事がしたい。」

そう思っていました。

でも、

「じゃあどの分野に就職をして、何をすればそのビジョンに向かえるの?」

という問いに対しては、当時の僕の社会への解像度では、
中々見つかりません。

あらゆる企業を見ても、

「この仕事に人生を費やしたい」

そんな企業が見つかりませんでした。


むしろ、就職するのが嫌な会社ばかり。

例えば、ゲームを作っている会社。

ゲームというプロダクトは、
プレイしている瞬間だけを切り取れば楽しいし、
僕もだいぶお世話になりました。

でも、課金や中毒性の問題もあって、
それによって、現実の自分のお金・時間を
「度を越えて」消費してしまう人も出てきます。
「廃人」と言われる方たちです。

そんな構造を平気で許容して、
むしろ儲けるためにユーザーを沼らせようと、
色んな施策を打とうとしている感じが、
僕はすごく嫌でした。

(これは僕の偏見に満ちた解釈です。
 ゲームに救われた方もたくさんいると思うので、
 気に障ったらすみません。解釈は人それぞれで良いと思っています。)


銀行の営業とかも、すごく嫌悪感を抱きました。
業務の一環で金融商品を売るわけですが、
ネットで買える商品よりもはるかに価値のない商品を、
金融リテラシーの低い層を狙って、売るわけです。

(これも決して売っている方を批判したいわけではありませんので、
 ご理解ください。
 資本主義が作り出したこの構造自体に嫌気がさしてるだけです。)



そんなこんなで、僕はどんな企業に入ったか。

結局僕は、世の中の役に立ちつつ、
「最も潰しのきく会社」
に入りました。

コンサルティングやITシステムの構築を行う会社です。

人生をかけて貢献したい会社・事業見つからなかったので、
「ITスキルさえあれば、やりたいことが見つかった時に転用できる」
と思ったからです。

といいつつ、
IT企業の中でもこの会社を選んだ理由は、
もう一つありました。

「東大生が選ぶ就職ランキング 第1位」
「20代で年収1000万」

こんな指標に、目が眩んだからです。
今思えば、本当にクソみたいな理由です。

就活を始めた当初は
「日本人の幸福度を上げられる仕事がしたい」
という純粋無垢な気持ちを持っていました。

でも、就活をしていると、
色んなWebサイトやYoutubeチャンネルで、
就活の情報収集をするようになります。

「企業の将来性を重視すべき」
「就職偏差値 Sランク」
「勝ち組、負け組」

そんな言葉に毎日のように触れた結果、
僕の心も完全に汚染されてしまっていました。
完全に「客観的な評価」を基準として選んでしまったわけです。

就活を終えた直後の僕の心は、
「満足感9割、違和感1割」という感じでした。

前述の通り、
就職先の会社はそれなりに客観的な評価は良い会社だったので、
親や周囲の友人から「すごいね。さすがだね。」と喜んでもらえました。

そんな声をかけられると、やっぱり周囲の期待に応えられたという
安堵感
を持ちます。
「これで良かったんだ」
そう自分に言い聞かせて、就活を終えました。

でも今思えば、実は心のどこかで、
少し失望している自分もいました。

前々回の記事を見ていただければわかるように、
僕は高校生の時から、
「人と違うことが一番!普通なんて意味がない!」
と、ちょっと粋がって生きてきました。

でも、
蓋を開けてみたら、
結局のところ、
「大企業に行けば安泰。人生勝ち組」
という
親や塾の先生から刷り込まれてきた、
そんな言葉・価値観を信じ込み、
「The 王道」のルートを選択していました。

ただ、最終的には、
多少のモヤモヤも残しつつも、

「まあ、これまで頑張ってきたし、
 今後安泰な人生が待っているから及第点でしょ!」

そんな安易な考えに流され、

2022年4月1日、

僕は晴れて、
就職&社会人デビューを果たします。


そして、、、、、


抱えていた違和感は、見事に的中します。


僕をこれまで経験したことのない、
人生のどん底に突き落とすことになるのです。


ということで、次回は社会人編。
お楽しみに!!!!!!!
(お楽しみにと言いつつ、地獄のような内容になる予定です、、)

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