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オンラインでも飲食業界にお金が循環される仕組みを。 「ツカノマノ“読む”フードコート」、本日オープンです。


美味しいエッセイを、ひとつまみ。
ツカノマノ読むフードコートへようこそ。


世界全体が大変な時を迎えておりますが、みなさまお元気でしょうか。亡くなられた方々、身近な方を失われた方々、心からお悔やみ申し上げます。

ウイルス感染拡大対策により、お店を一時クローズしたりイベントを自粛されたり、苦境に立たされている方々も大勢いらっしゃると思います。


私たちは、2019年から、若手料理人やフードクリエイターを束ねて新しい飲食シーンや食体験を作る「ツカノマノフードコート」の運営メンバーです。

つい1ヶ月ほど前まで、飲食業界は、クリエイティブで、希望や意欲に溢れており、私の目にはどの業界よりも輝いて見えていました。

友人のオープンしたばかりの店は華々しく賑わい、連日様々な人がSNSに投稿していたり、業界の若手陣は口々に、自分の次なる挑戦や構想について語っていたのが記憶に新しいです。

それからほんの僅かの間に、飲食業に携わる、友人や知人そして直接は知らない方々からも、悲鳴のような声が連日聞こえてくるようになりました。

海外では既に、超有名店でさえお店を手放さなければいけない事態になっているなど、長期化すれば私達が大好きな料理がどんどん食べられなくなってしまいます

でもさすがは日々新しいことを考え続けている料理人達だけあって、様々なアイディアで現在の状況をみなさん乗り切ろうしています。

自分たちの話を少ししますと、ツカノマノ運営陣は、みんな飲食業が本業ではありません。全く別の業界でサラリーマンをしている者もいれば、フリーランスのデザイナーや編集者もいます。

ただ私達にはこの状況が他人事ではなく、ツカノマノフードコートに所属する料理人達の明日やどんどん苦しくなっていく飲食業界の今後を想うと、本当に胸が痛く、「飲食業界にいない私達が、外から何をできるのだろうか?」とここ数週間、モヤモヤと考えていました。

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フードカルチャーをもっと面白くしたい!と、立ち上がったツカノマノフードコートが、期間限定の食の実験場を渋谷で開催したのが、2019年10月ー2020年2月の4ヶ月間。

その時は、人々は毎日のように食のイベントや、お店を探しては足を運んでいましたから、提供する「皿(料理)」自体や、その皿にまつわる「ストーリー」の面白さがあれば、盛り上がりを作るのはそこまで難しくはありませんでした。

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しかしそこから1ヶ月…こんなにも状況が変わったことで、「フードにおけるクリエイティビティ」の意味は少し変わってきた気がします。
今必要なのは、皿自体を面白くするクリエイティビティを突き詰めることよりも、飲食の新しい稼ぎ方や、これまでやってこなかったモデルの模索と検証なのではないかと思います。

この取り組みが抜本的な解決につながるかは、わかりません。
ただ、何もしないわけにはいかない。身近な料理人たちに少しでも何か役に立ちたい、沈んだ世の中の空気をちょっとでも良くする事例を作りたい・・・。
そんな想いで、微力ながらできることをやっていきます。

私達の取り組みの第一弾として、料理人のアウトプットを「皿」に限定せず、彼らの頭の中でふつふつと湧き続けている創造力を「コンテンツ」として発信し、それを彼らの生活の糧にできないかと考えました。

それが「ツカノマノ読むフードコート」です。

総勢15名のフードクリエイター達のレシピ付きエッセイをオムニバス形式でnoteでマガジンとして編集し、3000円で販売します。

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料理人の方たちと関わっていると、彼らの料理はもちろん素晴らしいのですが、その皿からは直接的に分かりにくい「思想」「知識」そして「ユーモア」といったものに驚かされます。

これまでツカノマノフードコートでは、シェフが自らお客さんの席まで料理をサーブして想いを伝えたり、生産者の方が食材の美味しさを語ったり、難民として日本に住む方がそのバックグラウンドを説明しながら料理を振る舞ったり・・・そういったシーンで、作る人も食べる人も好奇心と笑顔が溢れる瞬間をたくさん目にしました

それこそが、飲食がもつ、大きな力です。

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普段はなかなか触れる機会のない、料理人たちの「もう一つの創造力」をぜひみなさまに味わっていただきたいのです。

飲食体験から得られる感動は、皿(料理)からだけでは無いはずです。
彼らのコンテンツから、食体験の中にある好奇心や創造性を思い起こしてもらえれば嬉しいです。

この「ツカノマノ読むフードコート」が少しでも多くの方に味わってもらえて、書いた料理人達の心身ともに生きる糧になることを願っています。


そしてこれはまだ準備段階、もしくは構想だけのものもありますが、料理人達の新たな活動を模索するため、下記のことにも取り組みたいと考えております。

・製造許可書付きのキッチンを借上げて物販用食品製造の拠点をつくること。ケータリングや店の営業以外での飲食提供スタイルの模索を考えています。
・オンラインチャットサービスを利用し、シェフとファンが交流しながら、そのシェフの出前や物販をいただくオンラインレストランサービス。
・飲食店支援の基金や寄付に簡単に参加できる仕組み

などなど。

一緒に立ち上がってくださる方がいれば、ぜひお力をお貸しください。

正解はまだわかりませんが、とにかく今すぐに動くことが大事だと信じています。

今日現在で、事態が収束する見込みは立っていませんが、未来で、「束の間の大変な時期だったね」と労いながら、みんなで美味しいご飯を囲める日が来ることを切に願って、

「ツカノマノ読むフードコート」ここに緊急オープンします。

どうぞよろしくお願いいたします。

ツカノマノフードコート 運営チーム


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コメント (1)
シェフとファンをつなぐ仕組み,とても気になりぜひ実現してほしいです。物理的な距離があるいまだからこそ,そういう仕組みが必要だなーって感じてます。
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