僕のターニングポイント2/4

*前編のあらすじ(前編読まなくてもいいよ、優しいね)

高校デビュ―失敗で浮いたやつになってしまった僕は、勉強も部活も恋愛に失敗して人間不信となりグレた生活を送っていた。とうとう親にも見放された発言をされてしまってもう大変~。そんな時に当時の塾の先生に「おめ、才能磨けばワンちゃんあるんご」なんて言われちゃって、わたしこれからどうなっちゃうの~☆

真面目成分多いのでつり合いとるためにふざけましたすいません。続きかきます。

「君には、才能が有るんだよ。今このままでは、腐っていくだけかもしれない。だけど、この才能を一年死ぬほど磨けば日本のトップ大学にだって届くかもしれないんだ。どうだろう?何もかも諦める前に、死ぬ気になってみない?」

と、言われた僕の当時といえば

「は?まぐれでとった1位でそんなテンションあがる??こわ」

って感じでした。(むかつくでしょ?ぼくもそう思います)

とりあえず、話しを聞くと先生の言いたいことはこういうことです。

 ・今回国語が一位だが、過去の模試を見ても、君には国語の才能がある。

 ・話してみても結果を見ても、社会への適応力?がすごい基礎知識も十  分に持っている。

 ・最大の欠点である英語を克服すれば、早慶に受かる可能性がある。

 ・君には理数系の才能がない。


「理数系の才能がない」

理数系の才能がない。。。。確かに、理数系の知識は好きでも、問題を解くのに楽しさを覚えたりすることなんて一度もなかった。。。読んでる方の中には、「じゃあ、文系にいけば?」と思う方もいらっしゃると思います。

しかし、前編でもお伝えした通り。僕は小さい頃から親戚、親、学校の先生などから「理系に行くの当然だよね?」みたいな空気の中で育ち、何の疑問も持たずに生きてきました。その為、最初は「いやいや、、文系になんて、、」と先生の意見を突っぱねます。

しかし、絶賛人生下り坂無気力な僕に「一発逆転」という言葉は大変魅力的でした。せっかく後押ししてくれそうな人物も目の前にいてくれる。まだ、文系に転向すなんて決断はできないけど、、、頑張ってみようかなと思ったのです。

「親には絶対に、理系の大学に行きなさいと言われたのですぐに文系に転向というのはできません。しかし、先生がそこまでおっしゃってくださっているので、勉強してみたいと思います。」

「そうか!!なら、理系でも文系でも必須で君が一番苦手な英語をメインでやっていこう。それと同時に、数学を夏休みの間に伸ばせれたら理系に行くといい。無理なら、文系にすることを強く勧めるよ。」

数学に英語。。。人生で最も嫌いな二科目をがむしゃらにやらなくてはいけなくなった。

当時の僕(高校二年)状態は

・高校の偏差値(44-60) 

・英語:センターレベルの模試200点中(38点)、中学生のとき3単元のSが理解できず逃走。学年ベリ10常連

・数学:どっちも10点前後。

夏休み少し前から、センターレベルの単語帳を夏休み終了まで部活おわった夕方から毎日塾の閉館までやり続けた。数学も息抜きにやってはいたが、少しもよくなってる気配はなかった。しかし、英語は単語を覚えるたびに達成感と変化を感じ取れるようになっていった。

人間不思議なもので、どんなに嫌いで最初苦痛だったものも、だんだんと達成感を積み上げるうちに楽しくなってくるようになった。

「あ、こんな僕でもできるようになるんだ。。。本当に文系だったら、がんばれるかもしれない。。。」

そんな思いが湧いてきた。親に「文系の大学に行きたいって言ったら、どうする?」とこの時期に聞いたことがある。答えは

「馬鹿なことをいうな。」だった

「そっか。。。」としか僕には言うことが出来なかった。

先生には「英語伸びてるし、楽しくなってきてるなら文系の「東京」のトップの大学に君ならいけると思うよ?」と定期的にそそのかされた。

ある時に、ん?「東京」の大学?と引っかかった。

そういえば、東京ってどんなとこだったか、中学生の頃行った時は頭回らなくてちっとも面白くなかった。親にも、人が多いし物価も家賃も高いあんなとこに行くな。くらいの事を言われたような。。。

「東京」に「行きたい」「見たい」「感じたい」

しかし、だれにも邪魔されたくない。。。うーーーーーーん




そうだ、自転車で行こう。(地元~東京=350km弱)

準備はバイク事件の時(前編参照)の余りでそろえて、東京の親戚の家に滞在しよう。。。。。

===================================(「自転車走破編」は長いので、いつかまた別記事で。。。)

そしてぼくは、2014年のお盆。自転車で、東京まで行ってきた。そして、生の「東京」を感じた。己の力で走破し、自分の目と肌で田舎者は「東京」を感じた。

そして、「東京に行きたい」という答えが生れた。

色んな人に  馬鹿だろ?  なんてこの旅は言われたけど

350km近い道をおれは走破したんだ

例え周囲にこれからの受験を馬鹿にされても、ちっぽけな田舎でグズグズ腐って行くよりも大きなチャンスを掴んで、東京に行って変わりたい。そして、見下してきた人たちを見返したい。

「先生、僕、文転して東京に行きたいです。」

(すいません、また次に行きます。)

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