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ラーメン『一蘭』 食と想い出を巡る旅 vol.1

『もう一度食べたい!』

そう思える食べものを探すのは

自分の『しあわせな記憶』や『想い出』を巡る旅


大好きな食べ物と
その食べ物にまつわる『しあわせな記憶』を旅する

【食と想い出を巡る旅】【食と想い出を巡る旅】https://note.mu/tuntsehc/m/m5648384813ba


記念すべき第一回は

ぼくが愛してやまないラーメン屋さん『一蘭(いちらん)』


専門学校を卒業して上京し
表参道の美容室で働き始めたばかりの頃

初めてのお店の技術テストに受かったお祝いに
先輩に連れて行ってもらったのが『一蘭』でした


当時から、既に大人気ラーメン店として超有名だった『一蘭』ですが


埼玉のド田舎から出てきたばかりのぼくは、当然そんなことは全く知らず


ただただ先輩に促されるまま
出てきたラーメンを一口食べると………


『美味い!!!!!!!!!

こんなに美味いモンがこの世にあったのか!!!!!』


感動でした。。。


当時、ぼくの地元には『ラーメン屋』というものしかなく

そのラーメン屋さんに行って
『醤油らーめん』とか『味噌らーめん』とか

そん時のテンションにマッチするラーメンの『味』を決める感じ


当然、『とんこつ』なんていう概念は存在すらしなかったので


『こんなに美味いものがあるって
東京って、やっぱスゲーなー!!!!!』


なーんて

かなりとんちんかんな東京への畏怖の念を抱いたものでした笑


それからというもの

嬉しいことがあった時

悲しいことがあった時

ぼくはいつも、『一蘭』のラーメンを食べに行くようになりました


スタイリスト試験に合格して、スタイリストになれた時

大好きだった美容師という仕事を、一度諦めてしまった時

念願叶って、自分の美容室をオープンすることができた時


自分の人生のターニングポイントには
いつも『一蘭』のラーメンがありました


ちなみにぼくは

スープは濃いめのネギは白ネギ

にんにくは一欠片の秘伝のたれは2倍

チャーシュー有りの、麺は固めがお気に入り♪


『一蘭』

びっくりするほど眩しくて

毎日全てが新鮮で

『喜び』『悲しみ』『汗』『涙』『友達』『仕事』『憧れ』『挫折』『感激』『苦悩』『夢』『未来』『現実』『自分』

星の数ほどの感情にまみれて
泣き笑いしながら走り続けた『東京』の味

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