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たぶん、待ってるんだと思う

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どうも、本や学びやmerkki(メルッキ)店主のじーもです。いよいよこの「豆腐メンタルの元教員が本屋とかを開くまでの話」も終盤です。なんせ、あと4日で正式オープンですからね!

このプレオープン期間のことを振り返りってみよう、というのが本日のお話であります。


なるほど、そういうことか:プレオープン編

これに関しては、こちらで書いてあるものの。

そもそも、個人店でプレオープンだなんて、どういうわけだろう??
自分でも書いていてよくわからんなぁと思ったのでその経緯を少し。

本や学びやmerkki(メルッキ)では、本を扱う本屋さんであり、学びを紡ぐ場所であり、たいと思っているのですが。「本が読める場所」でもありたい、と思っています。もう少し加えると。「本が読みたい人は読めるし、そうでない人も本がある静かな空間で何かできる場所」を目指しています。

うん、長くてややこしい。。
しかも、店内には新刊本(定価販売の本)から中古本、売らない本屋、棚市など。本だけでも4種類。しかも時間によって、「本や」と「学びや」が変わる。料金システムだって一口に言えるものではなくて・・・

要するにややこしい!
わかりにくい!
どうすんだこれ!

状態なわけです。
しかも、ありがたいことに開店すれば知り合いや友人、家族が来てくれます。(本当にありがたい。)でも、そうすれば、せっかく来てくれたのだから話がしたい。

そうでなくとも、お店の内容だけでも話がたくさん。ほんとに、初めて来る方にはたいそう優しくないお店、であるわけです。

だから、プレオープン期間という名の、知ってもらえる時間を設けてみました。お店はもちろんのこと、その説明をしているわたくしじーもについても少し知ってもらえたら、そう感じてやってみた、というわけなのです。

なるほど、そういうことか:サービス編

さて、先の項目でもお話したのですが、お店のサービスについても、話すと長い。長いとめんどくさい、わかりにくい、という印象を与えてしまいます。

世間では、どうもある程度似たようなシステムでお店が動いているところもありますが、やはり大きな理由はここなのかな、と思いました。

来てもらえることは嬉しいですが、お店的にには次も来てもらえることがさらに嬉しい。つまり、「また来てみよう」と思ってもらえることが重要です。

そして、リピーターになるうんぬんかんぬんよりも、まずはたくさんの人に知ってもらって、たくさんの人に来てもらわなければいけない。とくに、小売業などの場合は売らなければ収入にはなりませんから。

となると、「わかりやすい」ということは大前提となるわけです。だって、
道がわからなければたどり着けない。
お店の中身が見えないと入りたくない。
料金についてわからないと利用しにくい。

普段と違うことはストレスになってしまうわけで。だからこそお店をする上ではそういったストレスをなるべく軽減する必要がある、とか考えちゃうと・・・なかなか難しいものですね。

まぁたしかに、大人になって自分の知らないことにチャレンジしたり、自分だけがやり方が分からなくてワタワタしちゃうと恥ずかしいですもんね。気持ちはわかります、気持ちは。

それでも私の場合、複雑なサービスを選んでお店を始めてしまったようです。。

なるほど、そういうことか:営業時間編

プレオープン期間に感じたことの一つ。それが、、、

朝は、ほとんど来ない。

ということです。もちろん場合にもよりますが、極端に言うと、12時からお店をあけてもいいくらい、かもしれません。

そしてこれはおそらく他の本屋さんでも同じようで・・
どうやら、11時などのお昼ごろからお店を始めるところが多いようです。

お昼ごろからだと、朝の時間に自分のお店以外の場所へもいけますし、銀行だってなんのその。合理的な判断かつ、素晴らしい決断であると思います。
できることならわたしもそうした方が、きっといいのでは・・・

と、思ったりもするんですが。
これに関しては少し思うところがありまして。

結局個人店などのお店は店主の好き放題…というか店主の考え方が大いに関係するものだと思うので(もちろんお店を続けるにあたって、変化していくことはある気がしています)。

たぶん、待ってるんだと思う

さて。少し引っ張ってみました。
朝9時から開けている理由。

それは、

過去の自分にあります。

実は、このnoteでもいくつか記事を出しているんですが、わたくしじーも、うつと診断されたことが二度ほどありまして。(まぁ今も服薬は続けているんですが)

うつ症状が落ち着いてきたときに病院の先生に言われたことが「図書館なんかで朝から夕方まで、など決まった時間過ごせることができれば、仕事の復帰もしやすいかもしれませんね。」

つまり、そうやって少し苦しくなっちゃった人が、朝から通える、いられる場所を作ってみたかったんです。

もちろん、自分が作らなくたって朝から開いている素敵な場所はあります。カフェや天気の良い日の公園。図書館も。
それでも、自分は本のある空間でそれが実現したかった。(図書館もその条件を満たしているんですが、なぜか本屋がしたくなったのです…!)

それは、うつをきっかけに散歩をしたこと。読書をしたこと。本を通して自分のことを見つめ直したこと。いろんな経験があってこそだと思っています。

もしかすると、私は、そのときの”わたし”を待っている、のかもしれません。

最後に

さぁ。いよいよもうすぐ正式オープンとなります。
正式オープンということは、空間の空気感を保ちつつ、いよいよ真剣に向き合っていく、ということだと思います。(もちろんプレオープンも真剣ですが)

本やmerkkiは9時から、16時
学びやmerkkiは17時半から、21時半

これから先、どうなるかはわかりません。営業時間や定休日だって。いろいろと変わるかもしれません。
でも、深いところの、自分が大切にしたいという感覚。離したくなくてぎゅっと抱えている自分の大事なもの。
それは、変えたくないな、と思います。

そう考えると、こうやってnoteにその時の考えをまとめて行ったりする行為は、とても大切なのかな、と感じます。

今日も最後までありがとうございました。
よければまた、お会いしましょう。では。

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