哲学を教室に
こんばんは。3連休でようやくちょっと回復してきた小学校教員のとらです。朝、早く起きすぎてしまいます。おなかの調子は悪いですが、がんばります。
今日は、学級経営をする上で大切な一本の柱について書いてみます。
学級経営うまくなりたい。
授業をよりよくしたい。
多分、教員の誰しもが願っていることではないかと思います。
(そうであってほしい。)
わたしもその一人です。
で、若いころ、セミナーなどにガンガン参加して、ネタを集めては教室で実践をしていました。でも、うまくいかない。なんだか、何かがかみ合わない。実践のパッチワークというやつですね。
実践同士をくっつける接着剤が必要だと思い、
読み始めたのが西洋哲学、特に幸福論です。
人間が学ぶ意味、生きる意味を考え始め、学級経営の中に核がようやく生まれていきました。
それは、幸福になること。
幸福をつかむ方法としての学習力、人間関係構築力を子どもたちにつけていこうという意識ができあがりました。
どんなにネタがあっても、引き出しが多くても、
「何のために」という目的がなくては上滑りしてしまうように思います。
だから、ときには教育書を離れて哲学書なんていうのもいいのではないかと思います。
おすすめの書籍を紹介します。
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今日も読んでくださり、ありがとうございました。