彼に会うのは久し振りだった。目が細くなる柔和な笑顔は変わってなくて、ホッとする。「元気ねぇーな、寂しいんか?」唐突に核心に触れる。寂しいに決まってる。「無理すんなよ、オレ見てっから」優しい言葉を聞いた途端、目が覚めた。落ち込んでると、夢に必ず出てくる亡くなった彼が今でも大好きだ。 3 朝比奈ケイスケ 2019年11月25日 23:49 140字小説29 #小説 #夢 #恋愛小説 #恋 #掌編小説 #140字小説 #寂しさ #140字SS 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート