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東京ラブストーリー2020とポーク玉子のB面と

【316むすび】ありんこ(浦和)ポーク玉子

amazonプライムで、東京ラブストーリー2020を見始めた。東京ラブストーリーといえば、バブルの絶頂期の1991年に織田裕二、鈴木保奈美主演で大ヒットしたトレンディドラマのバイブル的な存在。
新しい東京ラブストーリーは、人物設定や内容は前回のものを踏襲し、今の時代に当てはめた2020年版ということになる。


この2020年版、基本的な設定やストーリーは前作と変わらない。
登場人物の名前や性格、仕事なども大きくは変わらないので、前作や柴門ふみの原作のファンにも、理解はしやすくなっている。
(とは言え、当時なかったスマホやLINEが登場しているので、すれ違いみたいなストーリーは変わっている)

優柔不断で純朴なカンチと、自由奔放で周りを振り回していく赤名リカの存在。この2人や周りの恋愛を描く、都会的でせつないドラマは当時の若者たちの憧れだったに違いない。

しかし、2020年版では、2人の印象はガラリと変わる。
ドラマ上のカンチとリカの性格やその関係は大きく変わっていないのに。

変わったのは時代のほうだ。
この30年という月日の中で、カンチとリカという2人の存在は、飛び抜けたものではなくなったように思える。
自分の中に優柔不断な男子と自分の意思をしっかり持って活発に動く女子。
なんか、身近にこういう人よくいるよなあって感じてしまう。
憧れというよりも、共感というのが強いのかもしれない。



この2020年版で見てほしいのは、今の東京の景色だ。街が本当に美しい。前作の世界観を守りつつ、今の東京を丁寧に映してくれている。

物語のスピード感もいい。
最近のドラマは、いろいろな伏線が入っていたり、場面の切り替えがこまめに続くなど、かなりの情報量が求められている。
ところがこの東京ラブストーリーは、前作の世界観をしっかりと踏襲しているようで、ゆっくりと進んでいくように感じる。情報が多すぎる現代には、こういう流れも必要かもしれない。

ひとつだけ、この2020年版で気になってしまうことがある。
それは、カンチの同級生で憧れの存在でもある関口さとみ。彼女を演じる石井杏奈さんの時折り見せる表情が、鈴木保奈美さんにちょっと似ていることだ。

その表情を見るたびに、前作を思い出したり、彼女がリカを演じていたらどうだったかなあと思ったりと、物語から意識が抜け出してしまう…
もちろん、それでも十分に面白いけれど!

見る機会があれば、ぜひ!FODでもやっています!


東京ラブストーリーといえば、当時、主題歌も大ヒットした。
小田和正の歌う「ラブ・ストーリーは突然に」だ。
この歌が入ったシングルCDは、270万枚も売れていて、時代に残るメガヒットになっている。

驚くのが、この270万枚売れているシングルCDでは、「ラブ・ストーリーは突然に」がメインの曲ではないことだ。
メインの曲は「Oh! Yeah!」。この「ラブ・ストーリーは突然に」は、カップリング曲となっている。カップリング曲とはレコードでいうと、A面、B面のB面の方だ。
時代を作った歌なのに、本当に不思議なものである。


そんな優れたA面、B面を持ったものはおむすびにもある!

ありんこ浦和店。
北海道の札幌では超有名店の本州初進出のお店。
注文してから握ってくれる、ふわふわのおむすびが人気だ。


ポーク玉子おむすび!
これまで見てきたポーク玉子おむすびの中では、いちばん大きい。

あれっ?ポークだけ?
ははん、玉子を入れ忘れたな!


と思いきや、実は裏面に玉子が!

にぎり立てのふわふわのおむすび。
ポークの塩気と玉子の甘みのコントラストがたまらない。

このA面、B面ある様子はまさに東京ラブストーリー!

甘さとしょっぱさ。
カンチとリカ。
都会と地方。
バブル時代と今。
「Oh! Yeah!」と「ラブ・ストーリーは突然に」

いろいろなものを映し出す、東京ラブストーリーとポーク玉子おむすび。

ご馳走たまでした!



熱の入ったドラマシリーズもよろしければ!



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