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【お仕事やらかし話】退職される方の現場を3組引き継いだら、結果的に12組だった事件
つづるです。住宅設計のSE的な仕事をしたり、たまに設計の仕事もしたり、時短料理にはまったりしながら過ごしています。今日は、工務店で働くわたしが過去に経験したことを綴ります。今日のお話はやらかした、というよりは「仕組みが整っていないとタイトルどおりのことが起こり得るよ」という話を綴りたいと思います。
事件のあらすじ
わたしが入社をして4年目・26歳のときに、同じ部署の方が退職されることになりました。わたしが仕事を引き継ぐことになり、3組のお客様のお打ち合わせが残っている状態だと思っていました。
この時、一応わたしが業務のマネジメント的な仕事をしており、退職予定の方の大体の仕事量を把握できていると思っていたため、「打ち合わせが残っているのは3組」だとほぼ断定していました。
実際は 引き継ぎの際に、細かな決定事項が担当現場で決まっていないことがわかったのですが、具体的には…
A様邸のトイレのタオルハンガーが決まっていない、B様邸のスポットライト品番だけが決まっていない、C様邸の洗面台が決まっていないなど 各邸で1つか2つずつほど 決まっていないことがありました。結果的に12組のお客様の打ち合わせを引き継ぐことになりました。
なぜこうなったか
結論から綴ると、「業務マネジメント」という仕事内容が曖昧であったため、「わたしがやっていたことは”なんちゃってマネジメント”だった」ということでした。
わたしの会社は入社当時、業務フローが無かったので、当然「上司が部下の仕事をどうやって調整するのか」も、構造的に整理されていませんでした。
そもそも「上司」も「部下」も一つの役割として、”マネジメント”と名のつくものこそ「システム的に」フローを作るべきということを、当時は全く知りませんでした。
【現在進行している業務の見える化】と【役割分担とそれぞれの納期】が明確になれば、この問題は起こっていなかったと思います。
・・・とはいえ、わたしも人間なので、引き継いだ当時は解決策なんて思いつかず、ただただ退職される方に対して「何故ここまで仕事を抱えていたのか」という発想にはなりました。
「何故、助けを求めないのか」「何故、報告・連絡・相談をしないのか」
…つい、思ってしまっていました。
けど、住宅設計のSE的な仕事を数年続けると考えはガラリと変わりました。
一見、コミュニケーションの問題とも見えることは、
システム的に解決出来ることがあったりします。
勿論、システムだけでは解決しませんが、ストレスを軽減出来る可能性があります。
そう気づいた 今になって、退職された方がどんな想いだったのか。
もっとしてあげられることは無かったか。
その後悔が、今の原動力になっている気がします。
今日はわたしのnoteに遊びに来てくださってありがとうございます。マネジメントのなんたるかは未だ語れませんが、私なりに出来ることはしていこうと思っています。
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