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バチェロレッテを観ていたら、自分が休職した根本的な原因に気づけた

人の恋愛はどうでもいいと思って恋愛リアリティーショーは観てきていなかったけれど、以前見る目を養う意味で観てみようと思ったらハマってしまって、休職中に過去回も遡って観た。
今回のシーズン、やっぱり言葉で伝えること・行動で表すことなしにしては理解し合えないという学びを得て自分を振り返ってみた。
そうしたら、素直になれず好きな人に好きって言えない、嫌なことを嫌って言えない、本当はやりたくないけど我慢してやろうとする自分が過去にいたし今も健在していた。

自分を抑えてしまう癖があることに改めて気づいたし、その癖がもたらす弊害によって、自分や人との関係性をうまく構築できなくて苦しいんだとわかった。
休職した原因を突き詰めたら「自分がアダルト・チルドレンである」この事実に気づいてしまって涙が止まらない。

私が「アダルト・チルドレン」だから

環境のせいでも上司のせいでもなかった。自分だった、両親だった。

今回の休職は、環境不整備、心理的安全性の低さ、人間関係が主な原因だった。でもそれは直近の事実を踏まえただけの、目にみえる手前にある原因だった。根本的な原因は、自分がアダルト・チルドレンであること、つまり両親だった。
育ってきた環境が自分に及ぼす影響は大きいと思う。人格形成に大きく影響すると思う。環境のせいにしているように聞こえるかもしれないけど、それとこれに関係性はないと言い切れる人はいないではないか。

父と母について

父親は、私によく「言うことを聞かない」「素直じゃない」「頑固だ」と言っていた。無意識なんだろうけど思い通りにしようとコントロール欲がある人。もちろん望んだように動いたこともあるけど、少しでも違うとそう言われていた。「子供は親の言うことを聞くものだ」と思っている父の考え方は今でも全く理解できていない。いくら家族でも別々の人生なのだから。アドバイスのつもりだろうが、私にとっては押し付けでしかなかった。そして行動を把握したがるのも不快だった。
母親は、自分の感情をコントールできなかったり、不満そうな空気感を出すことで人を動かそうとしたりする。そんな母親のことを私は途中から、いろいろな経験が少なくて未熟な大人だと思ってきたし、自分はあからさまに感情を出すことはしないようにしようとしてきた。

自分の感情に反する行動をとってしまい素直じゃない私は、もともと素直じゃなかったわけじゃないはず。どこかで何かが始りこんなに重なってしまった。何がきっかけだったんだろう。私の行動なのか、父親の思考なのか、それすらもわからない。でも確実にわかるのは、「素直になれなかった」んだ。

愛情と、過保護・過干渉

4年前のある日のことを思い出した。
人生の選択についてすごく勇気を出して自分の気持ちを両親に話したことがあった。今でも覚えている。あのとき私は素直な気持ちを伝えた。なのに結果として「お前のための思って言ってるんだ」と両親には受け入れてもらえず、話をしている途中で私は過呼吸になり全身震えていた。
「素直じゃない」と言われ、素直になったら否定され受け入れてもらえない。あのときの私はどうしたら良かったのだろう。
あんなに自分の生命維持に不安を覚えたことはないし、2度としたくない経験なので心のうちを明かすことは一切しなくなった。精神的にも物理的にも私のパーソナルスペースに入ってこないよう今も線を引いている。

ふたりは「あなたのため」と自分たちの行動を「愛情」と信じてやまないが、かつても今も私をこんなにも苦しめているとは想像もできないだろう。
立派に育ててやった、苦労させずに大学まで行かせたと。もちろん経済的な不安を持つことなく育ててもらえたことには感謝している。
だけどこれ以上両親のそばにいても自分に良くない。両親からはいい影響を受けられない。

両親から離れたいとずっと願ってたのに結局離れられてないのは、やっぱりどこかで支配されているからなのかもしれない。
特に父親と一緒にいて心地よいと感じた瞬間は全くないし、両親に関する過去の記憶で楽しかった瞬間とか忘れられない瞬間がほとんどない。嫌だったことがたくさんある。

自分の特性・癖

ずっとわかってたのに気づいてたのに、それでも両親から離れず自分の気持ちと違う行動をとっていたのは「自分の感情に反する行動をとること」が癖になってしまっているから。これでは永遠ループしてしまう。
だいぶ厄介なことを抱えていることに気づいてしまった。

どんなにポジティブに生きようとしても途中で生きづらくなってしまうのはなんでだろうってずっと思ってた。
素直な気持ちを行動に表せずに望んでいない結果を生んでしまって、なんで自ら不幸を招いていたんだろうって。なんであのとき私はあんな行動をとってしまったんだろうと後悔していることが多かった。今はっきりとその理由がわかった。

心理的安全性

今の職場環境が心理的安全性が低くて休職に至ったのは、心理的安全性が保たれていない状況に私が対処できないからだった。
メンタルヘルスマネジメントを勉強したらもちろん自分にとってプラスにはなる。だけど根本的な解決手段ではないとわかった。

最後に

休職してから「自己開示」の練習として始めたnote。
もともと自己開示が苦手ということには気づいていたが、バチェロレッテきっかけでここまで休職の根本的原因を追求できることになろうとは思ってもいなかった。
しっかり認識できてしまったことは本当に苦しくて仕方ないけど、過去と現在のあらゆることが繋がって、返ってすっきりしている部分もある。

自分を大きく変えるときが来たのかもしれない。
出来上がってしまった自分の特性を理解した上で、また進み直そう。
今私が早く会いたいと思っている人に対しては素直な気持ちを伝えられるように努力をしたい。
ここからまた変わり始めよう。


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