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高校の担任が私を変えてくれた

今のあなたは何によってつくられていますか?支えられていますか?
あなたが大きな影響を受けたものは何ですか?
あなたに大きな影響を与えた人はだれですか?

一人娘の私は過保護・過干渉に育てられ、高校までは親の望むように期待に応えられるように、自分を押し殺して生きてきた。
特に高校時代、いろいろな出来事により悲観的になっていて学校を休むことも多く、今思い返してもキラキラした思い出があまりない、ほとんどない。

そんな私に大きな影響を与えてくれたのが、当時の担任(英語教師)である。

高校の担任のことば①
「自分で舵を取れ」「自分の人生を生きろ」

3年間、彼からは本当に多くのことばと学びをもらい、色々な姿を見せてもらった。当時の私を救ってくれた、今の私をつくってくれた、私の人生を変えてくれた大事な一人である。
「自分で舵を取れ」「自分の人生を生きろ」ということばによって、私は自分の人生を後悔のないよう自分で決め、主体的に生きていこうと、心を新たに大学受験に臨んだ。


高校の担任のことば②
「大人な人って?」
ー「…変わることができる人、ですかね」

義務教育ってなんだよ、早く大人になって自由になりたい、でも歳重ねてるだけで未熟な大人にはなりたくない。
「大人」じゃなくて「大人な人」になりたい、でもどんな人だろう、そう思って日誌で担任に尋ねた。

私は翌日のこの回答が大好きだし、あれからずっと私を支え続けてくれていることばである。そして担任は翌日こうも言っていた。
「綴、あの問いだけど、変わることって難しいんだよ。大人になればなるほど難しい。だからこそ、変わり続けられる人は本当にかっこいいと思う。そう意味で俺は"変わることができる人"が大人な人なんじゃないかなって考えたかな」

私は「変わり続けられる人でありたい」そう決めた。
そして、これからの自分の人生を心震わせながら生きていこうと、前向きな気持ちで高校を卒業した。

両親からすれば「いうことを聞かない娘」がここからどんどん出来上がっていく(笑)


大学1年目の目標
「変わる」「素直になる」

大学1年の時から、毎年手帳に「1年の大目標」と、それに対する「小さな目標」を書いている。
この年はジャンル分けせずに小さな目標を80個ずらっと書いているだけだったが、書いてあった順に一部紹介する。
・行動を起こす ○
・失敗する ○
・考える前にやってみる
・新しいことを始める ○
・スケジュールを管理する ○
・やりたいことから予定に入れていく △
・自分に制限をかけない ○
・完璧を求めない、不完全でいい
・自己投資する ○
・自分を大切にする ○
・分からない・知らないことを恥じない ○
・大事なものを見失わない

未達もあるが、それは今も引き続き心に留めていることだ。
初めての年にしてはあの頃の自分いい目標を持って過ごせていたな〜と思う。
ライフスタイルが変わり、時間やお金の使い方も変わってそれなりに楽しくも苦しくもあったが、自己肯定感も高まり、何より自己効力感が高まっていた。


ありがとう、これからもよろしくね

高校の担任、ありがとう。
そして当時動き出せた私、ありがとう。
あなたたちのおかげで今の私があるし、これからも変わり続けていけるよ。


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