【ホラー映画】ウィリーズ・ワンダーランドを観た
ニコラス・ケイジが出演・製作を務めたウィリーズ・ワンダーランド（2020年：８８分）をＵ‐ＮＥＸＴにて視聴。
ストーチー：車の修理代の代わりに、廃墟となったテーマパーク「ウィリーズ・ワンダーランド」の復帰員として一晩働くことになった男（ニコラス・ケイジ）だがかつて子供の遊び場だったその施設には暗い過去があり、悪魔の魂を宿したロボットは殺人鬼と化していた
この映画はいわゆるホラー映画。
ホラー映画は個人的に苦手でジャンル・ホラーというものが映画でもゲームでもどんな媒体でも怖くて見れない。
でもそんな自分でも友達に「この映画はホラーだけどニコラス・ケイジが無双するアクションだよ」と、オススメされて試しに見てみた。
ホラー苦手な自分でも見れるか、不安だった。
確かにホラー要素はたくさんある。ホラー作品を見なくてもなんとなくホラー映画あるあるの若者の集団が怖い施設に行くところとかわかったし登場人物が襲われる描写はまさにホラーでもあったしドッキリ系（突然 バン！ ってなる）のもあった。
でも面白かった。
それはまさにニコラス・ケイジが無双してたからだ。(役名はあるが本編中に名前を呼ばれることもないので俳優名で呼ぶことにする)
ニコラス・ケイジが無双ってニコラス・ケイジが襲う側ってことなのか。
と勘違いするけどニコラス・ケイジはどちらかというと被害者だ。
ウィリーズ・ワンダーランドはワケあってテーマパークの機械人形のエサとして生贄の人間をささげないといけないのだが今回の生贄はニコラス・ケイジ。そのニコラス・ケイジが説明なしに強い。
その怖いテーマパークの謎、どうしてそんなことになったのか、作中で説明がつくのだがニコラス・ケイジにいたっては説明がない。
ニコラス・ケイジの謎
どこからか来た
清掃員の仕事はちゃんとする
無口
腕時計のタイマーがなったら持ってきた炭酸の缶ジュースを飲む
その後、遊園地のピンボールのゲームで遊ぶ
強い
人間をころしてしまう機械人形を倒す
その後処理もする
彼がテーマパークにきたのはなんかの偶然か、ただの通りすがりかもしれない。
テーマパークをどうにかしようとわざわざ来た。というわけでもなかった。
腕時計のタイマーがなったら化け物である機械人形が動いても冷蔵庫までもどって缶ジュースを飲んでピンボールで遊ぶ。
ニコラス・ケイジの強さの謎に、実はこいつサイボーグなんじゃないかと思ったけどちゃんと血は出るしそんな設定も本編を見る限りなかった。
缶ジュースはテーマパークへ行く前にすでに大量に所有していたのでそのあとにピンボールで遊ぶのはただ気分を高めるだけか（仮説）
それとも腕時計のアラームは休憩時間で休憩時間はなにがなんでもきちんととる派なのかもしれない。
ワケあって清掃員の仕事をするわけだが事故からテーマパークがある町の住民にハメられるカタチで一晩だけの清掃員になったわけだからテキトーでいいのにちゃんと掃除をする。
血かペンキかで壁に書かれた文字をちゃんと消すしせっかく掃除した部屋で機械人形に襲われるも、倒してその機械人形の後処理（ゴミ袋に入れる）をする。
機械人形を殴ったらオイル（ヒトでいう血の代わりか）が出る。それがニコラス・ケイジの顔につく姿はもはやどっちが殺人鬼かわからなかった。
普通のホラー作品って怪奇である怪物・殺人鬼が一般人・ヒトを襲ってヒトが「キャーーー！」みたいなのがホラーなんだけどいかんせんこのニコラス・ケイジ、無口で恐れる描写もない。
ニコラス・ケイジと機械人形はもはやバトルをしている。アクションバトル映画といっても過言ではない。
ホラー要素は５割前後はあるがそれ以上にニコラス・ケイジと機械人形とのバトル描写のほうが印象強い。
アクションバトル作品のお約束の「主人公が一度強敵にやられて復活してまた強敵に立ち向かう」というのもやってくれる。
ふつう、ホラー作品って一度敗れたら死ぬんじゃないのか？
それでも生きてるニコラス・ケイジ強すぎる。
一応、若者６人が登場してテーマパークをどうにかしようと乗り込んで案の定、機械人形に襲われるというホラー要素もちゃんとある。だが見た結果としてはすべてニコラス・ケイジに任せた方が襲われずに済んだのではないか？
それとも、そのテーマパークの元凶をどうにかしようとした結果、生贄をささげることでしか選択できなかったその町の住人の罪・ケジメとして、今回襲われてしまったのか。
まとめ・総括
簡潔にまとめると
『ホラー作品は苦手だけどこの映画はニコラスケイジが無双することで楽しめるわ実質アクションバトル作品なのでオススメです』
という感想です。
これを機にホラー映画を見てみよう。とはなりませんが面白い映画に出会えてよかったです。
みなさんも、テーマパークの清掃員を任されたら，機械人形と戦ってはいかがですか？
おわり