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仮面ライダーOOO 復活のコアメダル 【勢い感想】

見てきた!!!

率直に言うと

「おもしろかった」

先行上映組の感想がどうのって噂を聞いて少し不安になったけどうるせ~~~自分の目で見て自分の思った感想を大事にするっ!精神で公開日の朝から見た。

めちゃくちゃネタバレします





最初、映司とアンクが出会う所、
あきらかに映司ではない«なにか≫であることはわかっていた。
テレビ本編での「あの頃」を思い出すシーンのオマージュというのか、そのセリフ引用をよく登場人物は口にしていたがあきらかにゴーダが演じていた映司は遊び半分みたいに捕らえられて「大ファンが不満に思うセリフ使い」をしているようだった。安直な本編のオマージュって感じ。

ゴーダオーズVSウヴァの闘い、ウヴァ一人にガタギリバの分身はさすがに卑怯で笑っちゃった。そのバトルそのものが映司っぽくない戦い方ってのも「違い」がわかってよかった。でもウヴァにガタギリバ分身ぶつけるって映司でもやりそうな戦法だな?ちょっと曖昧な感想だけど

アンクがゴーダにめちゃくちゃイライラしていた。アンク、対外ほかの人に対しても素っ気なかったりイライラしてるけどゴーダに関してはマジで怒っているようだった。でもアンクらしく「利用してやる」って活き込みだった。

メイン全員オリキャスっていうのも豪華で感謝しかない。
みんな見た目が変わらな過ぎてすごい。オーズキャストは平成ジェネレーションFINALやジオウ他媒体でもオリキャスで登場してくれてそのときでも充分見た目変わらなすぎる。
まさか他のグリード4人もオリキャスで集まってくれたのは予想外だった。ただ先代オーズがメダルを飲み込んで先代オーズの力の素になったのはあっけないけど仮面ライダーらしいとも思う。「オリキャス集めたけど、結果はボスに吸収してやるぜ!」っていう雑さなのかキャラ性を考えたものなのか時間の尺なのか。。。

時間が約60分なのもあるけどもっと時間あったらバースXの活躍ももっと見られたのかな。
バースX、かっこいい・・・
いままでセルメダルを動力源にしてたけけどコアメダルであるエビ・カニ・サソリで変身する。
オーズ世界観での未来に鴻上コーポレーションが生み出したオリジナルのコアメダルをその10年後にちゃんと開発されている。設定上、未来に創り出すものがその未来に来たと思うとうますぎる。
バースXの活躍もっと見たい不満はあるけど後藤さんと伊達さんのWバース変身、しかも片方は強化フォームってだけでお腹いっぱいではある。

鴻上会長はほんとうに相変わらずでこの映画本編を通した後でも鴻上会長は変わらずにいるだろうなって。鴻上会長マジで好き。声が聴こえた瞬間笑顔になる。ただ映司の墓参りでさすが「ハッピーバースデイ!」とは言わないけど「君の欲望は…やはりすばらしい!」とは言うだろうな。


この映画に登場した「タジャドルコンボ エタニティ」によってオーズの最強フォーム論争は無事終わった。
タジャドルコンボかプトティラコンボかってので数値的にはプトティラのほうがパワー等は上なんだけどアンクと映司の相性が良いから示されている数値以上のパワーを発揮できるし相棒なのでタジャドルコンボが最強ってのもわかる。
数値のことを言うとスーパータトバとかオーズ終盤で鴻上会長が渡した先代オーズのタトバコンボも強いけどね。

アレまじで強すぎるのもあるけど感動すぎる戦闘ってのもある。
人の幽体?が攻撃してくるって斬新だけど。
ただ仮面ライダーでWライダーキックが熱いしかっこいいで好きなところだらけなんだけどエタニティのWライダーキックで単体なんだけど隣に映司の幽体が同じくキックしてるの。。。。。。ずるいくらい『良』!!!!!!!!
正確には二人の仮面ライダーのキックではないけど二人で一人の仮面ライダーなのでWライダーキックです。

アンクが映司の身体を借りるの、以外にも以外なやり方。思いついたろうけどさすがにそれは解釈が違うけど最終決戦だからこそできたものでもあるな。
そもそもアンクは仮面ライダーにならない、変身アイテムを渡すからこそのアンクであるからアンクが仮面ライダーに変身するというのも最終決戦ならでは、というものか。

これからアンクは映司の身体を借りて生きていくのだと思ってたけど映司はアンクを押して身体からアンクを取り除くっていうのも「映司」らしい。腑に落ちる行動であった。逆に映司の身体のまま生きるのは解釈違いか。。。
結果論、オーダというグリードの欲望よりも映司の欲望のほうが大きくてアンクともう一度会いたい。目の前の人を助けたいという欲望をかなえて死んでいった気持ち。それをわかってか、周りのアンクや比奈ちゃんも映司の死を見送っているときがなんとも・・・・・・
「また3人で手を取り合う時」がアレなの、泣く。



先行上映組の感想の噂も自分の中でさっぱり消えてしまった。

昔の仮面ライダー作品の正統続編や外伝ってやっぱり不評の声もあってわからなくもない。
ライダータイム龍騎も新作で嬉しかったけど中身はとても残酷で救いようがなくて見終わった後、心がどうしようもなかったけどそれこそが「龍騎」だと再認識した。
こんな終わり方なら続編を望まなきゃよかった って思うけどそれって龍騎の特別版で戦いを止めるか続けるかの選択肢でどっち転んでも「絶望」しかないみたいな感情だからライダータイム龍騎は「完成」されていたんだ。
正直、みんなにも同じ気持ちを味会わせたい。
そもそも外伝とはいえ、4号で乾巧を死なせた公式だかんなぁ。あの4号は4号で面白いけど。

結果、復活のコアメダルは映司の死で終わったけどその終わり方が欲望をかなえたという形でテーマが欲望なだけでそれをかなえて死ぬのも、アンクが生きて終わったテレビ本編と対になるようでオーズという作品だからこそできた作品でもある。また小林靖子脚本のも観たいっていう人の気持ちもわかる。

他の仮面ライダー作品で考えたとき、「もし正統続編を作られたとして主人公の死で終わって納得できる仮面ライダー作品」って限られてるよね。

フォーゼはなんか死で終わるような気もしないけどウィザードはやりようにはできるよね。

とても残酷な妄想をしてしまった。


映画本編じゃなくて予告のAnything Goesが流れるやつ、テレビ本編の次回予告を思い出して好きだな。
「ま〜ける気しーないはずー♪」で終わるところとか中田譲治のアフレコとか。
(OOO本編はリアタイではなく、後から追った人なのでリアルでこの映画を観れることにも感情浸る)


総括して好きなところをまとめると

〇好きなところ

  • オーダ映司のサイコ感

  • 鴻上会長がしゃべった瞬間

  • ウヴァをリンチするガタギリバ

  • 声がでかい鴻上会長

  • Wバース変身

  • Wライダーキック

  • 3人でまた手を取り合った瞬間

  • EDでAnything Goes!のゆっくりバージョンからのテレビ映像のOPに移るつなぎ方

です。



言いたいことはだいたい書いた。
映画とか作品って時間が経ってから「あれってこういうことなのか?」って考えたり他の人の意見を聞いてまた新たな感想が生まれたりするけどとりあえず自分が見た率直な感想は以上かな。

・・・ここまでくると剛とチェイサーの物語の続きも欲しくなってきたな…


–完–




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