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部屋の掃除とこだわりの大切さ

その時、読んでいた本の数行がわたしの心に響いた。

贅沢に走りがちな人を戒めながらも、ある程度の贅沢は必要であると認めている。
洗練された食器や家具を買い揃え、趣味の良い家庭環境を整えることは道徳的影響力を持つと考えられたためである。

わたしの中で部屋を自分好みのキレイな状態に保つことは心の安定につながると考えているからだ。

1. 掃除の大切さに気づくまで

私は大学進学を機にある程度は自分で自由に暮らせるようになった。
自由に暮らすということは自己管理を要する。
これまでは、家族が分担してくれていた家事を全てやらなくてはいけなくなった。

最初の頃は、それなりに暮らしていた。
しかし、恋人ができると「自分の時間」を相手に惜しみなく使うようになる。
いつしか部屋も散らかり始め、最後にはモノがあちこちに置いてあり、キレイとは程遠い部屋に変わってしまった。
その頃から、常に原因不明の満たされない気持ちに悩まされることとなり心が不安定になった。

そんな私が掃除の大切さに気づいたのは、残念ながら恋人と別れてしまい「自分の時間」ができたからだった。

「自分の時間」が自分と向き合う時間になった。

向き合った時にまず思ったことは、
「この部屋、落ち着かない。」ということだ。
部屋が散らかっていたため、落ち着ける空間から程遠くなってしまったのが原因だ。

要らないものを捨て、欲しいものを部屋の最適な場所に置く。
これだけのことなのに、心が満たされるのだから不思議である。

部屋がキレイになると、落ち着ける空間に。
満足感が心をいっぱいにした。

それから掃除は定期的に行うことが欠かせなくなった。

2. こだわったものを部屋に置く

部屋をキレイに保ち始めると、部屋に足りないものを考え始める。

そこから欲しいものを選定し、さまざまな商品からお気に入りをひとつ買う。

買うという行動は不思議で、金額の高いものを買うと罪悪感が顔を出す。
しかし、1番安いものを買うとなんだか満たされない。

“値段のわりに高品質である“
   かつ
“デザインが好み”
そんな商品を見つけた時の喜びは計り知れない。

そして、購入品を部屋に置くと、さらに癒しの空間になる。
幸せのスパイラルに入り、心が安定するのだ。
次第に心にも余裕が現れる。

3. 部屋 = 心の状態

人間生きていれば大変なことや辛いこと、悲しい経験をすることはある。

そんな時は必ずと言って良い程、私の部屋は散らかり始める。

「あー、心が散らかっているんだな。」

乗り越えられるように部屋を片付けよう!
心に余裕を。
そうすることで散らかった心を整えられるからだ。

◇ ◇ ◇

noteの中にも共感しかないものを見つけた為、
ご紹介させていただきます。

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