澪上kiuri

自信がないことに確固たる自信がある私が私のために書く

澪上kiuri

自信がないことに確固たる自信がある私が私のために書く

最近の記事

今年も6月が

6月、プライド月間です(若干遅れて7月になってしまいました) 今年はAmazonの箱やローソンのからあげくんのパッケージにレインボーフラッグがプリントされていたみたいでなんだか嬉しいです。 一昨年から6月のプライド月間に合わせて何かしらの記事を書くことにしているのですが、ここ2年の間でLGBTQ+を取り巻く環境は随分変わったなあと常々感じています。良い方向にも、悪い方向にも。 ここでは悲しいことはあまり書かないようにしようと思います。 ここ最近の私ですが、SOGIはやはり

    • 文学フリマ岩手9ありがとうございました(あと盛岡旅行記)

      6月16日の文学フリマ岩手9、終了いたしました。 今回初参加、とっっても楽しかったです。 やはり創作の熱をダイレクトに浴びるのは本当にたまらないですね。その中の一部に加われて良かったです。 作品を買ってくださった方々、本当にありがとうございます。 「見本誌コーナーで読んで面白かったので……」と言ってくださった方もいらっしゃいました。趣味とはいえこう言ってもらえたことはこれ以上ないくらい嬉しかったです。 無料配布の掌編小説のポストカードや、ペーパーを持っていってくださった方々

      • [お知らせ]文学フリマ岩手9に参加します

        ものすごくお久しぶりになりました。 今回の記事はお知らせです。 タイトルにも書きましたが 今週末6/16(日)岩手県産業会館にて開催される文学フリマ岩手9に参加いたします。 全92ページの文庫サイズ小説を一冊、無料配布の掌編小説のポストカードを一種、それから無料配布のペーパーを頒布いたします。 ちなみに今回初めての作品をひっさげて参加するのでサークル名はありません(次くらいからはサークル名を決めたい) それからブースはD-18、出入り口から目の前の島にいます 去年初め

        • 意外とできた、できたんだよ

           職業訓練に通っていました。いました、というか朝を迎えればもう最終日です。早い。  パソコン技術を学んでいまして、慣れるだろうかと不安しか無かったパソコン作業は想像していたよりも何倍も楽しく「ものづくり」が元々好きだった私は目の前にものがあろうがデジタルだろうが、自分が何かを一から作りだすことにときめきを感じることに変わりはなかったようです。それが分かっただけでも職業訓練に通ってよかったと思っています。  資格も取れましたし、ここ数ヶ月の私はなんだか気分がいいです。まるで部

        今年も6月が

          2023年、プライド月間、私とAro/Aceスペクトラム

           さて、去年こんな記事を書いていました。  そしてまた6月。プライド月間です(今グーグルでプライド月間と検索したら画面がとても賑やかになりました) 前述した記事の終わりに「継続してnoteを更新していくのであれば来年また何か書く」と息巻いていましたので、また書こうと思います。現時点での私の記録を。  この一年で痛感したのは「セクシャリティは流動的である」ということに尽きるような気がします。文章の上では知った気になっていたのですが、すごく身近に感じた一年というか。つまるとこ

          2023年、プライド月間、私とAro/Aceスペクトラム

          友人っていいなという話

           友達は少ない方だと思う。  自分自身の扱い方と、人との距離を掴むのが苦手だった学生時代を経て、今の私は友人と呼べる人は数人しかいない。向こうから離れていったり、私から距離を置いたり、そういうことを繰り替えしていわゆる少数精鋭になりました。コミュニティの中でいうところの「嫌われ者」になっていたことも何度かありましたが、今回はそういう話ではないので置いておきます(あんまり思い出したくもないし)  現在進行形で無職の私、今のその日々に彩りを添えてくれているのが友人達の存在です

          友人っていいなという話

          ひとり外食が苦手

           ひとりでの外食が苦手。だめというわけではないけれども、得意じゃない。ただただ、苦手なのです。うまくくつろげないんです。  複数人で食事している人が沢山いる環境でひとり食事をするのが壊滅的にへたくそ。そして考えすぎるせいでその時の飯を何にするか決められず、無駄に時間が過ぎてしまうこともしばしば。で、考え過ぎたせいであんまり望んでいないものを食べてしまったり、食べたとしても後悔することのとても多いこと。  家族や友人と食事することには抵抗がないので、孤独のグルメ的行為は私には大

          ひとり外食が苦手

          何者でもない手、綺麗な手

           仕事を辞めてから早いものでもう3週間が経とうとしていて、いい加減次の仕事を見つけるアクションを起こしたい気持ちは十二分にあれども離職票が未だ元会社から届かないのでなんとも宙ぶらりんな日々を過ごしています。趣味のひとつである銭湯施設めぐり(サウナが大半を占めているのですが家とは違うでっかい風呂が好きという気持ちも大いにあるので銭湯施設めぐりと呼称させていただきたい)のなか、太陽光差し込む内風呂に入りながらぼんやりと自分の手を見つめていて思いました。 「随分綺麗な手になってしま

          何者でもない手、綺麗な手

          何かを好きということ

          プロフィールにある通り、私は自信がないことに関してはやたらと自信がある。 十代の頃にパン屋のバイトでレジ打ちをして出来たばかりのレシートを「ああ、ミスしていませんように」と念じながらお客さんに手渡すことを数年にわたって続け、自分は案外社会でやっていけるものなのだなとそこでやっと思えるようになったくらいには心配性の度合いが重たい。 そんな自分でも自信をもって「自分はこんなことに長けています」と胸を張って言えることがある。好きなものを増やすのが、とても得意だ。 とはいえ、それは

          何かを好きということ

          レインボープライド月間が終わる前に

          自分のセクシャリティについて記しておこうと思う。 ひとまず2022年の自身の記録として。 自認している体の性は、女性。 自認している心の性は、女性寄り。でも若干男性性にも時々寄る。たぶんXジェンダー。 性表現は、気分によって変わる。この辺は結構自由にやってる。 上記3つはわりと自分の中で確固としているのでこれからもあんまり揺らぐことはないのだろうな、と思っている。 そして、 性的指向は、おそらくオムニセクシャル。パンセクシャルかもしれないと思う時もあったけれど相手の性別

          レインボープライド月間が終わる前に