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ひとり外食が苦手

 ひとりでの外食が苦手。だめというわけではないけれども、得意じゃない。ただただ、苦手なのです。うまくくつろげないんです。
 複数人で食事している人が沢山いる環境でひとり食事をするのが壊滅的にへたくそ。そして考えすぎるせいでその時の飯を何にするか決められず、無駄に時間が過ぎてしまうこともしばしば。で、考え過ぎたせいであんまり望んでいないものを食べてしまったり、食べたとしても後悔することのとても多いこと。
 家族や友人と食事することには抵抗がないので、孤独のグルメ的行為は私には大変ハードルの高いイベントです。わりかし長い期間このまどろっこしい悩みに付きまとわれています。 

 ひとり外食が苦手な理由。私はまず人の視線が沢山ある所に長くひとりで居られないもので、この性分のせいで新卒で入社した職場を5ヶ月で辞めたりしています(他にも色々原因はありましたが半分くらいはこの理由)
 つまるところ、対人恐怖症なのかもしれない。

 以前、まだひとり外食が苦手だと自覚していなかった頃、ひとりで某チェーン系飲食店に食事をしに行ったことがありました。店内も明るく「誰でもウェルカム!」といった雰囲気に好感を持ち、ふらりと入ったのですがやっぱりなんというか居心地が悪いというか、周囲にいた複数人のグループの目が気になって食事の味があんまりしなかったなあ。と。あれから何回かめげずにひとり外食はしましたが回数を重ねるごとに自分の中の苦手意識がぶわぶわと大きくなっていくばかりでした。

 あれだ、元を辿れば専門学生の頃バイトをし始めたあたりに市内の個人で切り盛りしている小さなカフェに入り、好きな飲み物であるコーヒーを頼めばよかったものの、緊張のあまり変に気取って注文した慣れない名前のお茶を一口含んだあたりでうっかり盛大にむせてしまったことがあったな。多分あの辺から確実にひとり外食のハードルに高さを感じるようになってしまったのでしょう。
 あの頃の私よ、無理をするな。

 そして今。なんやかんやで私がひとりで外食するとなると概ね快活クラブに行くことが多いです。人の目を気にせず食事ができるのって本当に居心地が良い! 
 あと何食べても美味しい。グランドメニューも入れ替わりやマイナーチェンジが激しいので飽きることもそうない。トルコライスも時々食べます。ただボリュームが結構あるので朝からしっかりお腹を空かせて『挑む』気持ちで毎回食べます。美味しい。

 快活クラブをオススメする文章になってしまった。でも本当に良いとこですよ。

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