レインボープライド月間が終わる前に

自分のセクシャリティについて記しておこうと思う。
ひとまず2022年の自身の記録として。

自認している体の性は、女性。
自認している心の性は、女性寄り。でも若干男性性にも時々寄る。たぶんXジェンダー。
性表現は、気分によって変わる。この辺は結構自由にやってる。

上記3つはわりと自分の中で確固としているのでこれからもあんまり揺らぐことはないのだろうな、と思っている。

そして、
性的指向は、おそらくオムニセクシャル。パンセクシャルかもしれないと思う時もあったけれど相手の性別を自分なりに咀嚼しきってから急に魅力的に感じたりするのでオムニセクシャルなんだろうな、と。
相手の性別はその人がたい焼きを食べる時の食べ方の違いくらいにしか思ってない。それくらい些細。

恋愛指向が、いっちばんわからない。
昔は心底愛した彼氏がいたこともあったけれど、10年以上も昔のことで今はどうだかわからない。現時点恋愛にさして魅力を感じないのだから。
恋愛のときめきはあんまり必要に思わないのだけど、信頼できる人がそばにいるのはとても羨ましいし、そういう関係性を持つことにとても憧れがある。
グノーシアというゲームに登場するセツというキャラクターは女でも男でもない性別(ゲーム内では汎と呼ばれる)なのだけれど、この子の「私は汎だから、恋愛の話には乗れない。だけど、誰かに心を預けたい気持ちなら……分かるよ」というセリフの気持ちが、まあまあわかる。

とはいえ自分のことはまだまだわからない。
色々なことを話せるような親しい人から恋愛という好意を向けられるのが、どうにも嫌なのだ。そういう好意を持って近づいてきてくれた何人かを、なんとなくはぐらかして距離をとったことがある。それも何回も。本当に申し訳ないと思っている。
心理学に明るい友人に「しもださんは回避依存かもね」と言われたことがある。
回避依存、蛙化現象、リスロマンティック。
調べても調べても、腑に落ちる答えには未だ出会えていない。
近しいところを寄せて寄せて、今のところは「全ての性を受け入れられるが、回避依存を持ち合わせているので八方塞がり」いちばんしっくりくる。

わざわざカテゴリに入れなくても良いんじゃないか。とも思うけれども、きっと自分という存在を何かしらの言葉で肯定してもらいたいのだろう。

恋愛指向は、クエスチョニングといったところだろうか。

おそらくこれからも継続的にnoteを更新していくのであれば、来年またこの時期に何かを書ければな、と思う。

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