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創作とほほ話

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創作とほほ日記2

創作とほほ日記2

勿論、偉い作家さんが、何稿も自作を書き直すことは知っている。かの大江健三郎氏は4稿か5稿くらい書いて、書くたびに難解な文書になっていくらしい。恐ろしいことである。
そういう偉い作家さんのと、私のは根本違うのである。私の場合、究極の行き当たりばったりなのだ。極端なところ、主人公が歩き始めるまで、どこへ行くかわからない。誰と会うのかもわからない。酷いものである。

どうしてこうなのか。つらつら考えてみ

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創作とほほ日記3

創作とほほ日記3

まぁ、何を書いても腐されるんで、何を書いても同じなんだが、なんか書くには何か書くもんが必要である。
題材いうても、そんな毎月毎月思いつくものではない。どうせプロットなんか作らないで書くわけだから、取り敢えず、私は「私」を歩かせる。そう、当時は一人称でしか書けなかった。今でも、基本、そうなのだが。
「歩かせる」には歩く目的が必要である。書きながら、なんとかそれを捻り出す。「捻り出」せない時は、取り敢

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