1月4日(木) 朝食 ポークノルマンディ
ポークノルマンディ
朝からフレンチです。
フランス北部ノルマンディ地方の郷土料理で、リンゴから作った発泡酒シードルを使って作ります。
家庭で簡単に作れるようにアレンジしてあるので夕飯に作ってみて下さい。
(材料1人分)
豚肩ロースブロック 約300g
玉ねぎ 小1個
マッシュルーム 3個
ニンニク 1片
シードル(辛口) 約300ml
粒マスタード 小さじ1
生クリーム 50ml
塩・胡椒 適量
オリーブオイル 適量
リンゴ 半分
バター 大さじ1
カルヴァドス(なければブランデー) 大さじ1
1 豚肉は冷蔵庫から出して常温に戻して置く(30分~1時間)
2 玉ねぎ、ニンニクはみじん切り、マッシュルームはスライス、リンゴは薄めのスライス。
3 フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、塩胡椒した豚肉の両面にこんがり焼き色をつけ別皿に取り出す。
4 同じフライパンで玉ねぎを色付くまで炒め、ニンニクとマッシュルームを入れて軽く火を通す。
5 シードルを入れてフライパンの底についた旨味(スュック)をこそげ取る(デグラッセ)。
6 フライパンに豚肉を戻し中火でひと煮立ちさせたら粒マスタードを入れて煮汁が少なくなるまで煮る(30~40分)。
7 別のフライパンでバターを溶かし、リンゴを入れて中火で焼く。
8 薄く色付いてきたらフライパンを火から外してカルヴァドスを入れて香りをつける(フランベ)。
9 豚肉を取り出してソースに生クリームを加えてとろみがつくまで加熱する。
10 とろみがついたら豚肉を戻して軽く温め、塩胡椒で味を調える。
11 豚肉を皿に盛りつけてリンゴを乗せてソースをかけてボナペティート。
・今回豚肉はブロックのまま使いましたが、カットしたり薄切り肉を使ってもいいです。
・画像で紹介したシードルは甘口です(これしか売ってなかった)。
なかったら辛口の白ワインを使って下さい。
・カルヴァドスもシードルと同じくノルマンディの蒸留酒です。
カルヴァドスがなかったのでブランデーを使ってますが、なければ使わなくてもいいです。
でも使った方が美味しいです。
・リンゴは紅玉を使うのがベストですが、売ってなかったのでふじを使ってます。
・色合いがさみしかったので余ってるイタリアンパセリを散らしました。
・ソースにとろみがつかない場合はオリーブオイルと小麦粉を同量で混ぜたルーでとろみをつけて下さい。
画像のソースだとゆるいです。
または豚肉を焼く前に小麦粉をつけて焼くと、焼き色がつきやすくなるしソースにとろみもつきやすくなります。