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ロシアに行ってきた

10月某日、3泊4日で、ロシアのウラジオストクに行って来ました。
初めてのロシアで感動することあり、学ぶことあり、失敗することありの連続でした。
その中でnoteの記事に向いていそうな内容を3点をピックアップしたいと思います。
最後におまけとしてインスタ映え抜群の写真をのせます。

なお、ここでいうロシアというのはウラジオストクに限った話です。ロシア全土で共通することもあるかもしれませんが、筆者が訪れたウラジオストクでの内容です。

目次
1ウラジオストクの概要
2ITを駆使した旅
3ロシアのすごいポイント
4ロシアのインスタ活用術
5インスタ映えのロシア(おまけ)
読者対象
・ロシアの近況を知りたい人
・インスタの活用法を知りたい人
・SEがどんな目線を持っているのか知りたい人

1ウラジオストクの概要

日本から一番近いヨーロッパと言われているのが、ロシアのウラジオストクです。
成田から飛行機で約3時間、韓国や沖縄と同じような距離にある都市です。

隣国ではあるものの、ロシアという国であってアジア圏ではないため、ヨーロッパの雰囲気を短時間のフライトで味わえます。

公用語はロシア語ですが、街中には中国語・韓国語の案内が多い印象を受けました。反対に英語の案内をあまり見ませんでしたが、通じます。
ウラジオストクには中国人・韓国人が観光で多く訪れていました。そのため、それらの言語の案内が多くなったのだろうと思います。実際、博物館のスタッフは団体中国人客に対して、中国語でサービスをしていました。

2ITを駆使した旅

今回、旅のテーマが「ITに頼るひとり旅」でした。
そのため、初めて海外向けポケットwifiを契約して出発しました。
ということで、今回ITに頼った内容が以下の点です。

①道案内
②ショッピング

①道案内

グーグルマップでの道案内を利用しました。
私は方向音痴ではないのですが、初めて行く土地なので、道には不安になりました。
GPSを利用してリアルタイムに道案内をしてもらったことで、無事に目的地に着きました。
リアルタイムに現在地がすぐにわかるので、気になった小道に入って行っても、迷子にならずに済みました。

ウラジオストクは小道が多く、その小道におしゃれなお店が多かったので、すぐに大通りから外れて歩いてました。
そんな小道観光が楽しめたのも、GPSのおかげでした。

②ショッピング

私はロシア語が読めません、わかりません。
看板や値札の字が読めなく、買い物ができないと嫌だなと思ったので、
今回はグーグル翻訳に頼ることにしました。

ロシアは蜂蜜がおいしいというので、お土産に買おうと、蜂蜜が売っているカフェに行きました。
カフェにはたくさんの瓶が並んでいて、どれが蜂蜜かわかりませんでした。そこで、ロシア語で蜂蜜はなんというのかを検索して、その文字を頼りに値札を探し、無事に蜂蜜を買うことができました。

グーグル翻訳には、画像から翻訳する機能があるから、それを使えばいいのでは?と思う方もいるかもしれません。実際に街中で、看板を写真に撮って翻訳してみましたが、文字として認識されず、翻訳できませんでした。

以上のことから、現地の言葉がわからなくても、なんとか楽しむことができました。
次回は、音声翻訳を利用して、店員の言っている内容を理解できるようになりたいです。

3ロシアのすごいポイント

ロシアで、これすごい!日本にも取り入れたい!と思った点や、
ロシアならでは!日本にはない!と思った点を挙げていきます。

①地下道の階段

日本同様に、横断歩道のない大通り脇には地下道があります。
その地下道は結構古いようで、階段だけで、エレベーターもエスカレーターもありません。
バイアフリー化の近年にどのように対応したかが非常に面白いポイントでした。

この写真のように、車輪の幅に合わせた板を設置しています。
これで車椅子も自転車も地下道を利用することができます。

日本みたいにスロープだけの出入口や、エレベーターの追加設置より、コストが低そうに見えます。

良いと思う反面、一点気になるところがあります。
それは角度です。
階段の傾斜に合わせている板なので、非常に角度が急です。
実際に車椅子を利用していると、この角度はスムーズに、
階段を登り降りすることが可能なのか気になります。

余談ですが、以前、車椅子の方がコンビニの入り口のスロープに登れないというシーンに出会いました。
車椅子の方はひとりで、必死にタイヤを押していました。
そのコンビニはいつも利用していたコンビニでしたが、今まで入り口に段差があったとは気づかないぐらいの段差でした。
一応そこには段差プレートが設置されていました。
しかし、車椅子の方が登れなかったのが、その段差プレートでした。
タイヤがスムーズに段差を気にせずに登れるようにするためのプレートですが、そのプレートですら、車椅子には障碍になってしまうのだと思いました。
車椅子の方が大変そうだったので、後ろから押してあげましたが、思った以上に車椅子が重く、一人で押すのもやっとの段差プレートでした。

この出来事があったので、この地下道の対処法を見たときに、利用者はどう思うのだろうか?と考えました。
実際利用しているシーンを見たかったのですが、周囲に車椅子の方がいなかったので、見ることができませんでした。

②水道のお湯と水

これはホテルの洗面所の蛇口です。
日本と水とお湯のマークが左右逆になっています。
これに気づいた時に、ロシアでは左利きが多いのか?それとも水よりお湯を出す頻度のほうが高いからか?と日本と左右逆の理由を考えて見ました。
多分、お湯を出す頻度が高いからです。
蛇口というハードウェアが、地域性やユーザーの利用頻度に応じてカスタマイズされているのを見ると、
ソフトウェア側はもっと地域性や利便性を追求しないといけないんだなと感じました。

③中古車の利用

ウラジオストクという街は日本に近いため、昔は日本人が多く住んでいました。
今では、旧日本人街としてその跡が残されています。
そんな街には現代も日本のものが多くありました。
それは車です。

ホンダ、トヨタ、スズキといった日本の大手自動車メーカーの車が多く走っていましたが、
ウラジオストクに限った話ではありません。
ウラジオストクにあった日本の車は、工業系の大型車です。

これらの写真のように、日本で使っていた会社名が残ったまま、ウラジオストクの街を走っています。
まさかこんなところで日本のものと出会うとは、という感じです。

4ロシアのインスタ活用術

インスタで話題になるものが増えています。
インスタ→生活の影響関係のパターンのほうが多いように思います。
反対の、生活→インスタの影響関係のパターン例がロシアに多くありました。

①看板にインスタID

街中に看板が多くあります。
それらの看板にインスタのIDを記載するだけです。
街の中を歩いていて、気になった看板があって、お店を外から見て見るともっと気になることありますよね。

時間があればそのままお店に入ることもできますが、時間がない場合、店の様子をインスタで知ることがきます。
新しくできたお店だと、なおさら有効だろうなと思いました。

このように美容院であれば、どういうヘアアレンジやカットが得意なのかをアピールできます。
飲食店であれば、新作メニューがわかります。

普段行くお店のインスタの投稿を見る人は多いと思います。しかし、看板にインスタIDを記載することで、まだお店に行ったことがない人にも向けて、PRすることが可能だと思います。

インスタの投稿をブラウジングしていい店を探し出すことができますが、
街中の看板をブラウジングしていい店かどうかをインスタで判断するという方法も可能になります。

②アートにインスタID

日本でもシャッターや壁にアートが施されることが増えてきました。
街中でストリートアートを見て、自分の好みドンピシャで作者が知りたい!と思った時、どうやって作者を知りますか?
そこに名前があればすぐに検索することができますが、あまり名前を書いていないこともあります。
ロシアでは名前の代わりにインスタIDが書かれていました。
アーティストが名刺代わりにインスタを利用していることがわかります。

今後、作品にサインを書くか、インスタIDを書くか、クリエイターとして迷うことが増えるかもしれません。

※実際に写真のインスタを検索してみたところ、2枚目の写真の1番手前のIDは雑貨店のアカウントでした。このトンネルの先にある雑貨店でした。
アーティストではありませんが、活用例として参考になります。

5インスタ映えのロシア

ここまで、ロシアでのできごとを書いてきました。
ここからは、ロシアの素敵な景色をおすそ分けしたいと思います。
とても可愛い、絵に描いたようなヨーロッパの街並みです。

↑教会です。ドイツの教会と違って華やかさがありました。

↑ナルニア国にありそうな街灯です。

↑広場にあった銅像です。西洋って公園とはまた違う広場があって素敵です。

↑潜水艦の中です。ピントが右側によってしまいました。

↑街中にはおしゃれなカフェがたくさんありました。カフェ巡りするのも楽しそうな街です。

↑また別のカフェです。通りから見えた店内のくまちゃんクッションがおしゃれです。

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