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英語学習のオリエンテーション資料

授業で生徒に提示した資料を自分に対する備忘録としても使えそうな気がしたので、ここに載せようと思う

英文を読む際に行うこと

和訳・一文メモ・パラメモ

〇和訳→精読をし、対象となる英文を日本語に忠実に直す

 〇精読→英文の構造分析をし、文型を判断し、文型のテンプレートに日本語を当てはめる

〇一文メモ→対象となる英文から重要な情報のみを抜き出す

〇パラメモ→パラグラフ内の一文メモからさらに重要な情報を抜き出す

英文を読む際の行動

①全てを精読→和訳をしながら読むと正確性は上がるが、時間がかかる
②全てを雰囲気で正確に読みこなすほど、英語での読解力に自信がない

現実ラインとしては
③全ての英文の文型を取りながら読んでいき(精読作業をし)
④重要箇所にチェックの書き込みをいれ
⑤一文メモを取り
⑥パラメモをまとめていく

行動のレベルアップ

レベルアップに連れて、
③の作業を必要な箇所のみ行うようにし
⑤の一文メモも最小限にとどめ
④のチェックの書き込みだけに留める箇所を増やしたうえで
⑥パラメモをできる限り簡潔にする

読解の作法として、英語学習中級者までのレベル(目安:英検準1級)であるなら、③と⑥は常におこなう必要がある、と考える。

※参考 英語学習者のレベル分け想定

英語学習初級者:語彙・表現・統語・読解等において、学習の余地が十全に残されているもの(~英検2級上位合格)

英語学習中級者:学習項目が語彙や表現に絞られている学習者(英検準1級取得が目安)

英語が学習上級者:日本語と英語で学習プロセスがほぼ変わらない学習者。語彙・表現のみ日常的に英語を使用するものに劣ると考えられるもの(英検準1級以上)


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