![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71834231/rectangle_large_type_2_31df592dfe3e61395fadebe95c2201e5.jpg?width=800)
精読をする、って何さ
また英語の授業で作った文章が、
なんか備忘録のようになりそうなので
noteに残しておこうと思う。
文型把握を伴う精読をする主目的は、
「英文を速く読む際の頭の働かせ方を身に着けること」
にあります。
精読は和訳のため、ではありません。
正確に速く読むために行います。
したがって、
精読を長文読解に繋がる学習と位置付けていくことが大切です。
守破離とは便利な言葉で、これらを守破離で考えると、
守:文型把握を実際に行い(本文に書き込み)、和訳を作成しながら英文を読む。
破:文型把握を行い、頭の中で訳を作り上げながら読み進める
orスラッシュなど記号を用いて簡易的に文型把握を行い、頭から内容を取っていく
離:文型把握などは行わず、英文を読み内容を取る(直読直解)
文型把握などの落書きは、適当読みより速度は上がるので、
初級者が中級者を目指す際には精度・速度の向上が望めます。
ただし、中級者となりたい、上級者になりたいと思うのであれば、
精度は維持し、速度を上げなくてはなりません。
そのためには文型把握などの落書きは邪魔です。
ひどく逆説的ですが、文型把握の学習は文型把握をしなくても良い状態になるために行う学習です。
サポート頂ければ幸いです。サポートはよりよい記事、よりよい教育研究、教育実践のために使わせていただきます。