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増える読解技法 reasonable reading rules Ver3 (20200707)
授業で扱った英文で使用した説明を列挙
出てきた順に並べてるのでちょっと見にくい、かも
説明はちょこちょこ足していきます
1. 訳は直訳を基本とする
無生物主語構文の訳し方は…とかはあまり気にしなくてよい
文型に忠実に日本語訳を作る
2. as SVの識別
①基本の4つの意味
「ので」「とき」「ように」「つれて」
応用の5つ目の意味
C as SV なら「SはCだが」
②as+完全文→「ので」「とき」
as+不完全文→「ように」
文中に変化を示す表現がある→「つれて」が多い
3. 単語の意味の確定
“多義語”で誤魔化さない
意味は段落内で考える
同形反復・反転反復から別々の単語が段落内で同じ意味になることを想定する
4. and,but,or(等位接続詞)は前後等しいものを並べる
単語と単語、句と句、節と節、文と文
さらに言うと、品詞も同じものが並ぶ
5. 共通要素の省略を考える
有名どこは比較構文でthan以下の省略とか
6. 1文は読み進めながら文型と内容を予測する、読み進めながら修正する
7. thatの識別
that+完全文→接続詞
that+不完全文→関係代名詞
8. 同格thatは英作文には使わない
同格を表す接続詞thatを従える名詞は限定的
→コロケーションの誤りを防ぐためにも、同格that使わない宣言
9. 形容詞用法の不定詞の識別
名詞+to V原(形容詞用法)は
①名詞が主部、toV原以下が述部の関係
②名詞がtoV原に対する目的語となる関係(toV原以下の部分に名詞欠落あり)
③名詞とtoV原の部分が同格関係
10. 指示語は直前の文から順にさかのぼる
11. 代動詞doは同一文中から探す
12. 関係代名詞は代名詞
関係詞節は名詞欠落の不完全文
13. 1文に動詞は1つ
2つあるなら接続詞が1つある
接続詞+1の数だけ動詞がある
14. 論説文の動詞の時制は基本は現在時制(現在形、現在完了形、仮定法過去)
15. 長い英文は、1文を日本語訳で2文にわけてもよい。
16. 受動態は能動態で訳してもOK,能動態は受動態で訳してもOK.
17. 無生物主語は基本直訳、不自然なら主語を原因として訳す
18. 準否定語の判断
いわゆる準否定語としてならうもの以外も準否定語扱いされる場合あり
19. 段落先頭のsvcはトピックセンテンス
S=Cだと判断する根拠を述べる必要が出る
20. トピックセンテンスには論証責任が生じる→トピックセンテンスに対するhowとwhyについて長文全体で述べていく
21. 長文全体には全体を貫くトピックセンテンス(大トピック)がある。各段落には大トピックを説得するための小トピックがある場合あり
22. theは共通認識できる名詞につく
①既出の名詞につく
→訳出の際にそれより前の内容も含めて訳す場合あり
②初登場の名詞につく
→後ろに関係詞など説明が続く
23. 接続詞ではなくカンマのみでの並列
前後の内容は同格関係→だいたい同じ内容が並ぶ
24. 文修飾の副詞は訳の最初に持ってくるとうまくいく
25. 文末分詞構文
文末にある分詞構文は主節の理由、補足、具体化
26. 動詞+副詞/動詞+前置詞というコロケーションは動詞が名詞化しても変わらないことが多い。
27. 直訳が不自然に感じられるなら、名詞化された動詞は訳出の際に動詞として訳すとうまくいく。
28. 文頭のitを見たらまず仮S真S構文を疑う→分裂文を疑う→代名詞を疑う
29. 名詞+SVは関係詞の省略
30. 名詞+S+他動詞(目的語なし)でピリオドがきた→OSVの倒置を疑う
関係詞の省略を疑いたいのだけど、文にはSVがワンペア以上あるのが基本なので、OSVの倒置を考えてみます。
31. カンマで挟まれた部分は挿入→副詞のカタマリ
32. Some 〜→「〜なものもある」
33. 副詞節中のS+beVは省略可能
→after/before/until/sinceのあとは省略不可
→省略できるSは主節の主語と同じ場合だけ
34. 助動詞の意味は「推量」から考える
→各助動詞は推量の強さの強弱と考えるとうまくまとまる
35. 副詞用法の不定詞は「結果」用法から考える
返り読みもしないので、素直に読む速さも上がる
36. SVOCのOCの部分は主部+述部の関係がある
37. セミコロン( ; )→接続詞の役割
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