一足先に『DUNE / デューン 砂の惑星』を鑑賞させて頂きました。
おはこんばんにちは。ぽんずです。
先週、Firmarksさんの試写にお邪魔し、一足早く「DUNE/デューン砂の惑星」を鑑賞してきました!
日本公開が10月15日ということで、皆様も待ちわびていることでしょう!
そんな皆様にさらに興味をもって頂くために、あらすじ・キャスト、感想や少々の豆知識といった感じに、本作をご紹介したいと思います。
(多少、展開についての詳細に触れますが、内容についての大幅なネタバレはしません。ご了承ください。)
あらすじ
予告動画も乗っけておきます。
監督・キャスト
続いては、本作を作り上げた監督又は作品を彩るキャスト陣の紹介です!
ドゥニ・ヴィルヌーヴ
本作のメガホンを取るのは「新たなるSF映画の巨匠」との呼び声高い、ドゥニ監督。監督作品としては「ブレードランナー2049」(2017)、「メッセージ」(2016)などが有名ですね。10代の頃からの愛読書であった「DUNE」の映画化は監督の念願でもあり、本作については「僕がこれまで手がけた最高の作品だ」と豪語しております。
ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)
若手俳優の超有望株と過言ではない、若干25歳のイケメン俳優。近年では「ストーリー・オブ・マイ・ライフ/私の若草物語」(2020)などの注目作品にも出演。飛ぶ鳥落とす勢いですね。試写会の半数以上が女性で埋まっていた事から鑑みるに、日本でも女性人気高いんだろうなと。
レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)
スウェーデン出身、御年37の美人女優さん。今年公開の「レミニセンス」にも出演しており、勢いありますね。過去作では「グレイテスト・ショーマン」(2017)などにも出演。本作は、母でありながら教団の一員という、謎が多い役を演じております。
レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)
グアテマラ出身の42歳。アメリカを中心に活動しており、記憶に新しい「スターウォーズ」のポー・ダメロン役が印象的。Disny+のマーベルドラマ「ムーンナイト」の主演決定や、噂の段階ですが映画版「メタルギアソリッド」のスネーク役に意欲的みたいです。
ガーニイ・ハレック(ジョシュ・ブローリン)
誰もが知る有名俳優ですよね。主演というよりは、名作の脇を固める印象が強く、過去にはアカデミー賞助演男優賞にもノミネートされています。ドゥニ監督作品「ボーダーライン」シリーズ(2015、2018)にも出演、こちらの映画もなかなか面白いですよ。(私はサノスのイメージが離れない。)
ダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア)
「アクアマン」(2018)などでお馴染み、アメリカ国ハワイ州出身の42歳。「男」ではなく「漢」といった感じで、本作でも頼れる家臣として奮闘。ドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」にも出演するなど、活動の幅は多岐にわたっている印象です。
ユエ博士(チャン・チェン)
台湾出身の俳優さん。”張震”と書いてチャンチェンと読みます。本作で唯一のアジア系俳優さんで、話の展開に大きく絡む重要な役を演じています。
チャニ(ゼンデイヤ)
ティモシ―と同様、今最も勢いのある若手女優と言っても過言ではないでしょう。アメリカ出身の25歳は、MCU世界の「スパイダーマン」シリーズにも出演し、音楽活動も行っているなど、只今乗りに乗っています。本作でも、かなり重要な役を演じています。
スティルガー(ハビエル・バルデム)
スペイン人俳優で初めて、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた、実力派俳優さん。「ノーカントリー」(2007)や「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」(2017)のサラザール役なども印象的。
ウラディミール・ハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド)
〈写真曇っててすみません、劇中のいい写真なくて(笑)〉
スウェーデン出身、映画・テレビで活躍するベテラン俳優。ドラマ「チェルノブイリ」でゴールデングローブ賞助演男優賞、「マイティ・ソー/ダークワールド」(2013)ではパンツ一丁で暴れたり、演技のギャップがすごい印象。本作は、邪悪の限りを尽くすヴィランの立ち位置。恐ろしかったです。
その他
その他脇を固めるキャストさんのご紹介ですが、
ハルコンネン家側に、デイヴ・バティスタ、デヴィッド・ダストマルチャン。女性のみの結社集団ベネゲゼリットの教母役でシャーロット・ランプリング。物語でアトレイデス家とフレメンを繋げる役に、シャロン・ダンカン・ブルースター。アトレイデス家の三報役で、スティーヴン・ヘンダーソンなど
ごらん頂ければわかる通り、主演も脇を固める方々も大物ぞろいの本作。
どれだけ本作に込める思いが強いか、キャストから見てとれると思います。
感想
『壮大なSF映画の始まり』
個人的なテーマとして挙げさせてもらいました。要するに、本作単体では物語は完結しません。これは、原作の規模感をご存じであれば分かるのですが、無知な私は2時間過ぎた当たりに「あ、これ終わんねえタイプのやつだ」と察しました。
あらすじは先ほど述べたとおりです。
「宇宙」「SF」「戦い」、この3種が揃えば誰だって「スターウォーズ」を想像すると思いますが、全く毛色の違う硬派な映画でした。(勿論、ライトセーバーは出てきません。)
政治的な抗争、王位継承や裏切り、テーマがテーマですので全体的に暗めの雰囲気でした。
また、映画全体として細かい設定についての説明があまりなく、会話から何となく感じていくスタイルなので、映画に入り込むまでが大変でした。ストレスに感じる人は多いでしょう。
総じて、内容は少し難しいかったかなと。
素晴らしかったのは「音楽」。
ハンス・ジマー大先生の作曲という事でかなり力入ってました。鳥肌たつような重厚感ある音楽が、映画を何倍も面白くさせていたのは間違いないでしょう。できてば、IMAXなどの音響設備が整った場所で鑑賞する方が良いと思います。
「映像化不可能」作品の最高峰として君臨してきた小説を、満を持して映画化している通り、映像美にも圧倒されます。本作中に「サンドワーム」という生物が出てくるのですが、圧巻でしたね。
総括としまして、本作が真に評価されるのは続編が出るであろうまだ先の未来なのかなと。本作単体だけだと謎な部分が多いので、伏線回収であったりを今後の展開でしていくと、とんでもなく化ける映画なのかなと思います。だからこそ、今必ず見とくべきでしょう。
ワーナーさんの力の入れようから、続編は確実にあると思います。
間違いなく「壮大なSF映画の始まり」になるでしょう。
※豆知識
後々調べたところ、本作は、全6作の小説シリーズの第1作の前半を描く映画だそうです。。。まだまだ、先が長い映画なのかもしてません。
最後に最近出たトレイラーを載せておきます。
長々と失礼しました。
是非、映画館まで足を運び体全体で本作を感じてきてください!!
皆様の映画選びの助けになれれば幸いです。
ではまた。
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