目の前で起こった奇跡
以下
現:作家たちの電脳書斎デジタルデン 出版事業部 (https://digi-den.net/) さまより、転載のご許可をいただきましたので、
旧:WEBマガジン・作家たちの電脳書斎 デジタルデン 2021年 4月7日公式掲載原稿を転載させていただきます。
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難病患者の症状が消えた!
【いきなり難病患者の症状が消えて元気になった】
~そんな奇跡のような光景を目の当たりにして驚いたことがあります。
2020年4月25日11時から19時過ぎまで、生命力覚醒をテーマにしたzoom講座を受講したときのことです。「私はパーキンソン病なので、身体が動いてしまうんです」と言われてた受講生がいました。
パーキンソン病は脳の変性疾患で、手や身体が震えてしまう、動作が緩慢となる、筋の緊張が高まるという3つの症状を特徴とする難病です。その方は数ヶ月間、講座の間中いつも体が揺れていました。
ところがワークを終えた後、
「今まで自分を苦しめていたと思ってたことに感謝の気持ちが自然に沸き上がってきました、目からウロコが落ちました」
と涙を流しながら発表されたあと、ピタリと揺れが止まったのです。
数ヵ月後、全く異なるzoomセミナーで画面越しにその方と再会することがありました。
そのときにも全く揺れは見られず、「その後も継続して良くなられたんだなぁ……」とびっくりするとともに感激しました。
彼女はなぜ、お元気になられたのでしょうか?
投薬や注射もなしで、ただ言葉だけでその人が持っている治癒力が最大限に発揮された結果、元気になれるなんて素晴らしいですよね。
今日は私が学んだ、人を元気にするアクションをお伝えします。
まずは、元気が出ないときってどんなときなのか考えてみましょう。
刺さったままの心のトゲ
自分には自由がない
望みは叶うはずがない
言いたいことをいえない
やりたいことをやれない
将来への不安や悲観的な予測
自己否定
自分の周りの人に対する
怒り・悲しみ・あきらめ……
こんな事を思う時って、元気が出てこないですよね。
こういう人を苦しめる思考を【心のトゲ】と私は呼んでいるのですが、このトゲが刺さっていると、人は痛くて辛くてなにもできなくなってしまいます。
家族や近くにいる人とうまくコミュニケーションできないとき。
自分の思いをうまく表現できないとき。
「なんてひどい人、許せない」という強い気持ちを抱いたりするとき。
わたしってダメだな、わたしの夢や希望なんか叶うはずがないって思うとき。
どんどん自己否定を積み重ねて、自分の可能性に蓋をして、自分で牢屋を作ってその中に自分を入れて。そして、その中でもがいてるようなそんな感じのとき……
私もそうでしたが、このような状態がひどくなると、自己治癒力も決断力も体力も行動力も……ありとあらゆる力、元気がでなくなってしまいます。でもね、その牢屋もトゲも、実は自分が勝手につくってたものだったと気づいた瞬間、私たちはそこから解放されるのです。
まず、この絵を見てください。
あなたは何に見えますか?
画面奥に顔を向けている若い女性、もしくは横顔を見せているあごの長いおばあさん?
若い女性しか見えないあなたは、耳を目に、アゴを鼻に、ネックレスを口に。
老婆しか見えないあなたは目を耳に、鼻をアゴに、口をネックレスにしてみれば、両方が見えるようになります。
同じ1枚の絵でも見方を変えれば全然違うものになります。
そんなことって意外と日常生活でもあるんですよね。
例えば、高校生のとき、ものすごく憧れて大好きだったけど遠い存在だった人に、すごく優しく声をかけてもらって、天にも昇りそうなくらいハッピーになったことがあったんです。 でも、彼にすごく憧れてた女の子が、その少し前に、私と同じように彼と一緒に喫茶店に行っていたと後から聞いて、天国から地獄に突き落とされたような気持ちになりました。
彼に親切に優しくしてもらったという事実は何も変わらないのに、後から付け加えられた情報一つで彼に対する見方や気持ちが180度変わっちゃったんです。
同じ雨でも、集中ゲリラ豪雨のときはただただ憎しみと恐怖の対象だけど、日照り続きの水不足で断水状態のときならば、恵みの雨になります。許せないことがあって、考えるだけでジンマシンが出ちゃうような相手でも、今まで気づかなかった素晴らしい面がみえるだけで、抱いてた感情が変化したりします。
このように同じ出来事でも、見方やとらえ方一つで、あなたの気持ちは大きく変化します。
ひどい❗️ と感じる行動も理由が理解できれば、相手に悪感情を持っていたことすら申し訳ないと思う。そういうこともあります。
どうせなら、自分をハッピーに元気にする、ものの見方・とらえ方ができるといいですよね。
次回は後編として【心のトゲの抜き方】、冒頭でお話ししたパーキンソン病患者の心のトゲが抜けて、病状がわずか半日でストップできたワークの内容と、そのメカニズムについて、もう少し詳しくお話しますね。
どうぞお楽しみに……。
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◆切り絵 トダユカ/切り絵作家
神戸在住。三人の子育てをしながら、作品を通して、誰かがクスッとなったり、ほっとしてもらえたり……そんなあたたかいコミュニケーションをめざし活動中
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おまけ
そしてこの記事を書いてから2年後の今年の4月、私がセッションしたパーキンソン病のクライアントさんも、そのときに薬も何も飲んでなかったにも関わらず、セラピー中に今までずっと続いていた体の動きがすっかり止まり驚いたことがあります。心の力を見せつけられた気持ちになりました。
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🌺🌺🌺こちらの切り絵を作成してくださったトダユカさんとの対談ライブはこちらです。
🌺🌺🌺🌺最後までお読みいただきありがとうございました。
なおこの記事は こちら ↓ の記事の続きの記事です..
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