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【クイズ】今季プロ野球で、最も敬遠されている打者は誰でしょうか?

今季プロ野球で、セパ合わせて、最も敬遠された数の多い打者は誰でしょう。いつもはタイトルに極力結論は書いていますが、今回は珍しくクイズ形式で答えを明かさない形にしてみました。というのも、データで敬遠数を見ていて、ある選手がダントツの多さだったんですね。

せっかくのクイズなのでヒントもお出ししたいと思います。

<ヒント>
1.  パ・リーグの選手です。
2.  この選手に対する敬遠がチームで受けた敬遠数の85%を占めています。
    つまりそれだけチームで突出した打者です。
3. 18年度 10敬遠、19年度 12敬遠、今年度で3年連続二桁敬遠を
    記録しており、かなりハイペースで通算敬遠数を重ねていっています。
※アイキャッチ画像の球場・球団は特に関係ないです。


では、答え合わせといきましょう。セパ合わせての敬遠のランキングは以下のとおり






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答えは「吉田 正尚」選手。なんと17個とダントツの1位でした。おそらく今季このまま1位の敬遠数となることでしょう。

敬遠はもちろん采配の中でも特にリスキーなものではあります。失礼な言い方にはなってしまいますが、相手チームからすると、吉田正尚選手を歩かせて後続と勝負したほうがリスクは少ない、そういう天秤からこの結果になっているのでしょう。

チームで受けた敬遠数の85%は吉田正尚選手によるもの!?

ちなみに、チーム別での敬遠を受けた数は以下のとおりです。セ・リーグはDH制ではないので、投手の前の打者を敬遠し、投手と勝負する、というケースが多いので必然的にパリーグよりも数は多くなっています。

その中でオリックスは敬遠数はリーグトップの20。そのうち17個は吉田正尚選手によるものなので、実に85%は吉田正尚選手によるものということになっています。

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吉田正尚選手 530試合 通算41敬遠の驚異

敬遠のペースもかなり早く530試合にして敬遠数41です。同数の糸井選手が1588試合ということを鑑みても、およそ3倍のペースで通算敬遠数を記録しています。

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通算の敬遠数というと、王 貞治さんの427個(2831試合)と、2位の張本 勲さんの228個 (2752試合)にも大差をつけているアンタッチャブルレコードですが、現代野球の中ではたして吉田正尚選手がどれだけの数を今後積み上げていくのか。しかしながらそれは、オリックスの他選手と勝負するリスク<吉田正尚選手と勝負するリスクという状態が続いてしまうことなので、チームとしては、減ることが好ましいと言えるでしょう。

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