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5歳の起業家 「学びのぼうけん」

先日のnoteの続きです。まだご覧いただいていない方は、先に読んでいただけると話の筋がわかりやすいかと思いますので、ぜひご覧ください▽

娘の変化を感じながら子育てを模索する中で、森のようちえんを知りました。
通う子が10でそれ以外は0なのか、その間はないのか、私が私と娘とその他のお母さんや子どもたちにできることはないのかと考えた末、私にできることをしようと思った。私はトップダウンではなくボトムアップの方をやりたい

娘と一緒に、新しく事業をつくる。その事業を通して生きていくのに必要なことを(お金のこと、税金のこと、何かをするには何が必要なのかを全部含めて)一緒に進める中で娘に教えて、私も学んでいきたい

各園ごとにカラーのある森のようちえんをめぐって、良いところ・子どもたちへの心掛け・遊具などの工夫をシェアして、家庭での応用や、園の検討材料、自主保育などの参考材料など多くの為になる情報を届けたい

そんなことを考えています

事業名を考える

今日、娘と話しました

私:「うーちゃん、ちょっとお話があるんだけど、いいかな?」

娘:「いいよ」

私:「あのね、森で自分が遊びたいように遊べるようちえんがあるんだ」

娘:「え!行きたい!!」

私:「行きたいよね。カカもね、うーちゃんを連れて行きたいんだ。でもね、うちはそれができないんだよ。でもさ、カカみたいに連れて行きたくてもそれが叶わないお母さんもいっぱいいると思うの。

だからさ、カカとうーちゃんがそのようちえんへ行ってお話を聞いたりして、『こんなところだったよ』って紹介したりしたいと思ってるんだ。もしお家でできることがあれば、それも紹介したいと思うの。

それでね、それをうーちゃんと一緒にしたいと思ってるんだ。」

娘:「いいよ」

私:「え、いいの?一緒にしてくれる?」

娘:「うん、いいよ!」

私:「じゃぁ、活動名を考えなくちゃね。」

私:「何がいいかな」

娘:「カカ決めていいよ」

私:「えっ!? いいの?」

娘:「いいよ」

あっさり。

- こぼれ話

数日前、チラッっと娘に聞いた

もしカカと2人で事業を起こすなら、なんて名前にしたらいいと思う?と。
そうしたら娘は〇〇といい(詳しくは忘れた...)、それは前日見たアニメのお運び屋さん(荷物を配達する車のキャラクター)のことだった。

私:「うーちゃん、それはお運び屋さんのことになっちゃうよ」

娘:「じゃぁ、ブンちゃん!」(ブンちゃんとはお友達の名前)

私:「ブンちゃんだったらブンちゃんが関係してると思っちゃうよw ブンちゃんは関係ないのにw。何をしているかわかる名前の方がみんなにわかりやすいんじゃないかな」

娘:「じゃぁ、うーちゃんとカカ!」

私:「そうだね。それはそうだけどさw 」

そんな調子で着いてしまったw

そうか、ちゃんと活動内容を話した上で考えることが必要だな、と思った矢先の「カカが決めていいよ」である。ちょっと拍子抜けしてしまったけれど、ありがたく決めさせていただくことにする。

私:「そうだな、なんか冒険みたいだね。RPGみたいなね」

娘:「冒険、いいよ」

私:「じゃぁ『学びのぼうけん』にしようかな。いいかな?」

娘:「いいよ」

活動自体が冒険だと思った。学びをめぐる冒険。
そもそも子連れで何処かに行く時点で冒険だと思うのである。

私:「うーちゃん、活動するにはさ、そこまで行く車がいるし、お金も必要になる。冒険には道具も食費も必要になる。でも今それができるだけのお金があるわけじゃないから、まずお金を集めなきゃいけない。応援してくれる人からお金を集めようと思ってるんだ。」

娘:「うん。うーちゃんのお金も使っていいし、な」

母:「(感動)お年玉とかね。使っていいの?」

娘:「いいよ」

母:「ありがとう。でも多分足りないと思うからさ、うーちゃんの絵で可愛いTシャツやカバンを作って、グッズを売ってお金を集めたいと思ってるんだ。だからさ、うーちゃんの絵を使っていいかな?」

娘:「いいよ!うーちゃんもTシャツ作る♫」

そうしてこのことを忘れないようにこうしてテキストに起こしていると、何やら娘が後ろで動き出した。お絵かきセットを出して、描く気満々である👍

娘:「うーちゃんTシャツの絵かくよ!」

私:「お!じゃぁ可愛いTシャツの絵を描いてくれる?」

娘:「お花でも動物でもいいの?」

私:「いいよ。好きなもの、何でも描いていいよ」

- しばし経過

娘:「カカ、お花のTシャツだよ」

私:「そうだね、赤いお花のTシャツだねw可愛いね。」

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娘:「カカ、ズボンは?」

私:「ズボンは... ないんじゃないかな。服は上の服だけだったと思うよ(SUZURIを使おうと思っています)」

娘:「オレンジのズボン」

私:「オレンジのズボンw 可愛いね。できたらいいね。でもズボンは難しいんじゃないかな。」

Tシャツにはプリントができて、そのプリントの絵を大きく描いて欲しいんだよと説明している間に集中力もそれてw 積み木遊びへと移行してしまったw

取り貯めた作品群から選別して後日また相談するか、描いてもらうか、マイペースにグッズ販売を展開していきたいと思っております


事業内容

こぼれ話が多いですが、活動内容をご説明します

「学びのぼうけん」は私と娘の2人で起業する事業名です


起業と言っても会社ではありません。会社は出資金や法人など現実的に回すことはまだできないので、一つの事業として立ち上げることにしました。事業であっても起業(業を起こす)となります。
私は一応個人事業主ではあるので、その事業の一つに新しく追加するという枠組みで、ちゃんと開業届も出そうと思っています。
この事業を通して娘に税金のこと、経費の立て方や利益を得て回すこと、生きていく上で必要になることを丸ごと教え、一緒に学んでいく計画です。その「学び」でもあります☺︎

この事業ではそのプロセスもシェアしていきます。
同じようにお子さんを持つ方の参考にもなれたらいいと思っているので、パートナー/サポーター制度を作って運営していきたいと思っています。(共育ちできたら嬉しいと想像中)


先述のnoteにもあるように、森のようちえんはまだその中身「実際どんなところでどんな活動をしているの?」という部分が見えにくいという面もあると個人的に感じている。テレビ番組で取り上げられることもあったらしいが私は知らなくて、書籍も読んだが理念はわかっても実際のところはわからなかった。現場を見て初めて理解できた。その情報量の差は大きい。やはり、実際に行って目にするのが一番伝わる。子どもたちの顔や様子を見ればわかる。でも一番大切なのは子どもたちのこと。何かを露出することによって被害に遭うようなことは絶対に避けなければならない。しかし全部モザイクでは伝わる情報量はとても少なくなってしまう。


学びをめぐる旅

先の問題を解決するために今できることを考えた。

今私が考える中で最善と思える形は、Vimeoの有料プランでの運営。Vimeoはクリエイターが作ったプラットフォームで、映画「うまれる」のオンライン上映にも使われている。動画配信で注意するのはDRM

DRM:デジタル著作権管理
インターネットやCD-ROMなどを通して配信される音楽や画像の違法コピーや配布を防止するために、電子透かしを埋め込んだり、コンテンツを暗号化して再生ソフトで復号させたりするなどの対策をしている。

出典: 小学館 日本大百科全書

動画配信のプラットフォームはたくさんあるが、動画を保護するDRMを備えているのは私が調べた中ではVimeoが一番現実的だった。独自で契約して使用するには対企業向けのものもあるが何十万と費用が必要で現実的ではない。Youtubeの有料メンバー配信も、サイトを経由して動画保存も簡単にできるし、私も専門家ではないので調べた中の知識ではあるが、では安心・安全のために何もせずに「0」のままでは何も生まれないし進まない。

今考える中での最善はVimeoでの運営だと思っている(もっといい方法をご存知の方がいれば教えてください🙇‍♂️)

森のようちえんを訪ねる冒険で私がやりたいのは

・子どもとの接し方、気をつけていることを取材したい

子どもへの接し方は各家庭でもできることであるし、森のようちえんに通える子は10で、それ以外の子は0であるようなことではなく、その中間でできることもたくさんあると思ったから、

・園ごとに違う森のようちえんを取材して、どんな園かを取材したい

森のようちえんは園ごとにカラーも特色も様々で、純粋に私もそれを知りたい。そうすることで、その園について知りたい・入園を検討している保護者の方が判断する材料に使えるし、中身を知れると安心だと思ったから。

・園で使っている道具や遊具の工夫を取材したい

家での育児に応用できたり、他の園でもいいと思ったものを採用すれば、全体のボトムアップにもつながる。園同士の横のつながりもできるかもしれないし、良いものを知ってシェアできたらいいな、と思っています

そしてそれを娘を連れて、一緒に体験させてあげたい

短期間であっても、娘にその場を体験させてあげたいな、と思っています


まず今やりたいのは「森のようちえん」を訪ねることですが、その後、それ以外へと移る可能性も大いにあって、森のようちえんだけに囚われず、広く「学び」をめぐるつもりです。コンテンツは複合的なものになると思います。ボリュームが増えたら分けるかもしれないし、今はまだまだ未定です。


物販部門

SUZURIでオリジナルグッズを販売しようと思っています。SUZURIについては先日みたむらさやかさんのnoteが素敵だったので、

我が家も真似しようと思っていた矢先でした。
娘にお金のことを教えるコンテンツとして利用するのもいいけれど、私の見た感覚ではまだ理解するには少し早いかなーーー(どうかなーー)と感じるので、もう少ししてからかな、と思っていました。でも、これも含めて事業として展開するのに、資金集めには必要と判断したので、やっちまえ!と一緒に取り組んでいきます


2020.9.27追記

お店ができたよ!来ておくれ!買っとくれ

開店記録はこちら▽


事業報告会

マガジンやサークルの機能を使って「学びのぼうけん」のプラットフォームを作り、株主総会のように年に1度活動報告と総括の場を設けたいと思っています。(← 形はまだまだ未定。変わるかも)娘が成長するにつれて、関わり方も変わってくると思うから、ゆくゆくは一人で任せてみよう、そのためにまずは「どうやるか」を大人の私が、その手伝いで娘が、次第にそれが逆転していくといいな、と思っています。(さてさてどうなるかはわからない)


ひとまずは、学びをめぐる旅と物販、その2つからなる冒険に繰り出します

そして近いうちにクラウドファンディングを試みようと思っています(まだどのクラファンを使うかも決めてないw だれかー教えてー(泣)


未熟な母ですが、未熟なりにあがき、やりたいを叶えていきたい

「子どもを巻き添えにして」と言われるかもしれません。もちろん娘の様子も常に見ながら、もし娘が嫌だと言ったら立ち止まる。どうしてもダメなら休止するかもしれないけれど、でもまだそうなっていない中でその心配をするなら進む方向に力を注ぎたい、今はそんな時だと思っています。事業は2人で立ち上げました。どちらも蔑ろにすることなく、お互いを大切にしながら進めていきます

もし応援してやるよ!って方がいらしたら、クラファンの前に下記からサポートをしていただけると全額活動費に当てさせていただきます🙏(報告会では収支報告もするつもり)

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動きはnoteで随時お知らせしますので、フォローや情報を受け取れる状態にしてもらえると嬉しいです☺️
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