人のせいにしてるんじゃないよ。上司マロの小言。

こんばんは。マロさんも部下を持つようになり、ちょいと小言を言う機会があったので、ご紹介をします。

部下(仮に田中とします。)が、「クライアントの山本さん(仮)、全然分かってないし、何を目的に仕事してるわからない!」と怒っていました。

詳しく話を聞くと、山本さんはプロジェクトの目的に沿って頑張ることより、波風を立てないことや保身に重きを置いて振る舞ってるとのこと。田中曰く「合理的でない。」らしいです。

マロさんはそれに対して「自分勝手なことを言うもんではないよ。」と言いました。詳しくは、、、↓↓↓

「そりゃ山本さんからしたら終身雇用の長いサラリーマン人生のごく一部でしかないこのプロジェクトに必死になることより、無難に社内政治を生き残りたいかもしれないじゃない。」

「しかもだよ、たいていの大人は合理的な結論なんか頭では分かっていて、そいつをいかに実現していくかに腐心するの。我々はそこの後押しのためにお仕事を貰ってるんだよ。」

「更にいうと、クライアントが超々合理的だったら、我々の仕事なんかほぼないよ。田中が扱いやすい程度の合理性だけ求めるのは自分勝手と言われてもしょうがないよ。」

田中は不満そうに「うー、まぁ、そですね。」という感じでした。気持ちはめっちゃわかりますけどね。

上司に愚痴として吐き出しておいて、クライアントの前ではちゃんと振る舞ってくれれば問題ないので、結果オーライって感じですけど、世の中には理不尽が溢れかえってることを意識せずに育つことは必ずしもいいことだけではないなと感じた次第です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?