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つんの詩

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詩を書いています。ゆっくりしていってね。
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#poem

存在しない、ない。

話題の本を読み話題の映画を観て、君は中身がないんだね。空っぽの脳みそで生きている。皮肉屋の君は口をとんがらせてそう言う。僕だって好みあるもん。そう思って部屋を見渡したら、元彼が聴いていたCD、友人から貰った服、ばあちゃんから譲られた植木。自分由来のものが何処にもない、ない。存在しない僕。

長い長い細い廊下にこだましていくローファーのコツコツする音。ひとりだ、静寂だ、生唾を飲む。ポワーンと1人ぼん

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今日しぬからさあたし、花火のように散って血飛沫が溢れてきみに掛かる。明日の今頃には火葬されて灰になっている。ぼくの骨を抱きしめて寝て、僕だったものを見つめて。一生忘れないでよ、僕が生きてたこと。きみのことが好きだったこと。愛してるの後のキスやさしかったね。きみと愛し合ってた頃…

いつもシャボン玉の液を飲んでしまう。苦しくて苦い。きみが一生懸命シャボン玉を吹いているのを横目で見ている午後、僕は真横で冷たい麦茶を飲んでいた。夏って胸が苦しくなるね。それはきみに恋しているからかなぁ。汗をかくきみに見惚れて僕も汗をかいて僕らは川に出かけて水を掛け合った。

制服
制服を着ていたわたしたちは無防備に性の対象として消費されていた。アダルトビデオでは痴漢される私、道端で犯される私。男を憎んでいる。欲望を私たちにぶつけて、それを恥ずかしいとも思わない姿勢、軽蔑している。私たちはみんな怒りたかったから。貴方達に石をぶつけたかった。もう遅い。