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"比較"は最強で最恐な武器 (①習得編)


比較という武器について

スキルとも言えるでしょう。
それは幼少期から私の体に染み付いていて
時には助けられ、時には刃を向けられました。

きっと現代を生きる画面の向こうのあなたは、「ふざけんな!こっちは日々その比較に悩まされてるんだよ!あほ!😮‍💨」

「人との比較が武器ってどういうこっちゃ😑」

「比較なんて良いものじゃないぞ!するべきでない🧐」
と思ったんじゃあ、ないですかい???

この"比較"は、何度も私を傷つけたけれど、
私の人生を色濃くしてくれた存在でも
あるのです!
気になった方はぜひ、読んでくだせぇ👍


形成時代

私は一人っ子で、両親は共働き。休日に私を連れ回してくれたのは、いとこのお姉ちゃんたちでした。今思うと、幼稚園時代に同級生と色濃く遊んだ記憶があまりないです。どちらかというと、
目上の人たちとの交流が多かったなぁ。

大人たちに囲まれて過ごすうちに小学生になった私。立ち位置の把握や敵に回してはいけない人の判断が得意になっていました🫡
感覚的だけど、自分の中でパターンがあって
比較する箇所も全部ではありません。
試行錯誤しながらオリジナリティを加えて
自分のものにするイメージ🤔
例えば、周りの子の雰囲気や喋り方、内容などが周りにどう受け取られていたか把握する。
その後、自分自身と比較して真似てみる感じ。
なぜできるようになったかは、
ご想像にお任せします🙍

そんなこんなで、"比較"を小3まで人間関係に活用していたら、いつの間にか
いじめの加害者側になっていました。
何が悪くて先生に怒られているのかが
当時は全くわからなくて
びゃあびゃあ泣きまくりました。
集団いじめの一端を担っていたんだと思います。その時の私が言い訳するに、
「自分を守るためだった」らしい。
怒られた前後の記憶は一切ない。
当時の交友関係も思い出せない。
生き延びなきゃという感覚だけが
今は残っています。

転機 小4

私の小学校では"音楽会"というイベントがありました。学年ごとに劇や演奏を親や地域の人たちに観てもらうというものです♪私は特別楽器(鍵盤ハーモニカやリコーダー以外の楽器。シンバルやピアノなど)のオーディションに毎年参加して何かしら勝ち取っていました。そして、小4の音楽会が幕を閉じた後、音楽の先生から直接マーチングバンドへスカウトされたのです✨嬉しくてたまらなかった。誘い文句も巧みで、「これほど大太鼓が似合う子他にいない!!!」なーんて言われました😳もう私は有頂天の天狗👺状態。
喜んで承諾しました!

そこからは、学校社会を生き抜く術として"比較"を使うのではなく、何かを成し遂げるための努力に利用した方が面白そうだなと考えました。
「音楽の先生に認めてもらうにはどうしたら良いかなぁ」

「太鼓のタイミングをあの子はどうやって取っているのかなぁ」

「同じ楽器をやっている子と比べた自分の強みって何かなぁ」

マーチングバンドという名の課外活動に夢中で、学校生活でのドロドロした人間関係には
縁遠くなっていきました。

事態急変 小5の冬

寒さが厳しくなってきたある日。
「このなかから、
     ドラムメジャー(指揮者)を選ぶ。」
と先生からメンバーに通達されました。
これは、やるしかないっしょ💪
ということで立候補。総勢5名で全員女子。
長期に渡る選考サバイバルが行われました。

ただし、一人のみを選ぶわけではなくて運動会・パレード・マーチングフェスティバル・音楽会の4枠を奪い合う形。先生曰く、出来次第では一人が2枠やることもあるし全部同じ人にやってもらう可能性もあると告げられ、更に燃えました❤️‍🔥

この時の私には何もわかっていなかった。
何倍もドロっとした、
悲惨な女の戦いが待っているという事実を。
ここで、
つなかかん激選!!!私的どろっとエピソードを
3つご紹介します👍

ep1.朝練事件
基本は放課後のみで、先生の指導のもと基本からバトン(指揮棒の長いバージョン)の練習に取り組みました。1週間ごとに出来を審査されるテストがあり、合計点数や取り組み姿勢を評価されて担当が決まります。だから、1週間ごとのテストがいかに大事かはみんな周知の事実。
不器用な人(ちなみに私💦)は、
放課後練習だけじゃ足りなかったので家でも
必死に練習しました。
そこで、5人で話し合い、
朝練の許可を取りに行こうとなりました。
仲良し2人組がこう言います。
「許可は私たちで取りに行くし、
          取れたら伝えるね😆」と。
それを信じた当時の私を殴りたい🥲

マーチングバンドに所属していない友人が
あの2人の策略を聞きつけて教えてくれたお陰で
許可が取れたことを知れたのです。
取れたらしい日から1週間が経っていました。
そりゃもうショックでしたよ。
ああ、裏切られたのかと、もう友達じゃなくて
ライバルなのかと寂しくなりました。
その時期から雰囲気は最悪で、
集合すれば常にピリピリ😖
いやー、良い経験したわー。

ep2.悪口拡散事件
仲良し2人組のうち、A子とは相性が悪くて(B子とは会えば話すけど)私とは正反対の性格でした。努力を見られるなんてカッコ悪いし、汗水たらして物事に取り組むなんてありえない、汚いという考えの持ち主。加えてホントに器用でなんでもできる(私のイメージでは)子。友達も多くて人気者。性格は、違えど尊敬していました。(私のことは、眼中にないんだろうなと思ってたくらいにはね💦)
ところがどっこい、
その子は私を危険視してたらしいのです。
なぜだかは知らん。

ある日、A子と交流のあるC子からこんなことを告げられました。
「A子があんたの悪口めっちゃ言ってるよ!?
なんかあったの???」

C子はきっと
親切心から言ってくれたんだろうけどさぁ。
知らぬが仏ってこともあるじゃない?
知ってしまったからにはということで、
A子を見る目が完全に敵を見る目になりやした😀

ep3.A子ボロボロ事件
A子とね、先生との相性が最悪だったのよ。
先生は、物事に取り組む姿勢を大事にしていて
技術は二の次って感じだから、
私との相性は最高。
でも、A子にしてみちゃー運が悪かったとしか
言いようがないです。
ある日の練習で、A子が
先生を怒らせて叱られてしまって、、、。
A子は大泣き。周りは困惑。
その後、個別で彼女は音楽室に呼ばれてたけど
何の話をしたのかはわかりません。

ドロドロ試練を乗り越えて

とまぁこんな感じで色々ありました。

音楽の先生とは、先程も書いたように
相性が良かったこと&"比較"を使った努力が実って2枠ゲット✨

小6での活躍の場が決まり、
メンバーを引っ張っていく立場として
卒業まで走り続けました。

そして、同時に中学受験期間を乗り越え、
私は地元の中学校に進学することとしました。

この経験を土台に、更に"比較"の練度を上げ、
つなかかんは黄金時代を築いてゆく。

次回『比較は最強で最恐な武器(②私は最強編)』

続く!!!

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