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【育児】早起きに育てるためのお勧めのお手伝い/もったいない!習慣


 未就学児は、将来の学習に向けて無理なくどう備えたらよいでしょう、というご質問をいただきました。
 まずは、「睡眠」の習慣づけと体内時計の整備が一推しだと私は思っています。
 
 もちろん、他にも、ぐるぐる書きなど鉛筆を持つ習慣・本やお話が好きになること・読み聞かせ・周囲と素直にやり取りができる・パズルや積み木で遊ぶ・周囲とコミュニケーションを取ったり物事の解決策を考えたりして非認知能力を高める、など、色々、無理のない範囲でできることはたくさんあります。

睡眠がパフォーマンスを上げる

 睡眠がパフォーマンスを上げることについては、既に色々な研究結果もあり、私自身も、子どもの頃から実感しているところです。
 そのためには、体内時計や生活習慣が大事です。

太陽と生活することに意識を向けるお手伝い/もったいない!習慣

 未就学の頃から、体内時計を無理のない範囲で整えるには、適度に外遊びして体力をつけることと、太陽と生活することに体を慣らすのがよいです。

 そのとき、家の中のお手伝いとして、おすすめなのが、「(リビングなどの)カーテンの開閉をお願いする」こと。
 朝は、大人が先に起きているなら、開けるのは大人の役割で十分なのですが、夕方〜夜に外が暗くなったときは、「外の明るさを見て(あるいは決まった時間に)、お子さん自身が、『暗いな。そろそろカーテン閉めたいな』と思って行動する」ことができるようになると、身体感覚が身についてきた印です。
 手が届かなくて閉められないなら、「カーテン、閉めてください」と、親やリモコンやスマートホームに依頼しても良いと思います。手を動かすことというよりも、「閉めたいな」と思えることが大事なのです。
 だからこそ、「スマートホームが自動で光量や時間を判断して、勝手に閉めてしまう」設定にしているのは、とてももったいない!習慣となってしまいます。
 室内の温度設定もそうなのですが、快適さに慣れてしまうと、体のセンサーが鈍ってしまい、まだ開発途上の子どもの体を甘やかしてしまいます。
 便利な機能は、体内時計が整った大人になってから(あるいは体調不良で、便利なものに頼らざるを得ない場合)などに使うのがよいと思います。
 

睡眠についての自分自身や我が家の生活の振り返り

 私自身、中学生の頃から、寝たら6時間後に自然に体が目覚め、そのまま朝活・朝学習→調子良く日中を過ごし、夜は早めに寝る、という生活を送ってきました。
 テスト前や提出物がある時などは、徹夜はせず、むしろ普段より早く寝て、朝2時くらいから活動していました。目覚まし時計は使いません。 
 最近は、6時間ではなく、8時間くらいは寝たいなと思いつつも、どうしても、7時間くらいで目が覚めます。が、早く寝るということ自体は変わりません。
 子どもが産まれてからも、一緒に寝て睡眠時間を確保できるように家事を前倒し(あるいは先送りし)、寝るようにしました。
 太陽と共に過ごせるよう、寝室のカーテンはレースカーテンのみにして、遮光カーテンは開けっぱなしです。

 おかげで子どもたちも早寝早起きでしたが、昨年、娘が中学受験の塾に通っていたときは、「塾で宿題や疑問を解決してから帰りたい」タイプの娘の帰宅は遅め。
 帰宅後本人の入浴→そのまま最短で一緒の時間に就寝できるように何事も済ませせておく、というところにリミットを設定していました(昨年の受験サポートの中で、ここを一番頑張りました)。
 親もきちんと寝ることが大事、という思いで、毎日、HUAWEIのスマートウォッチで自分の睡眠の質を計測していましたが、受験直前期は80点前後でした。
 
 娘が中学に入学してからは、帰宅は早くなり、親子ともに受験勉強の頃よりも早く寝られるようになりました。
 その分、起床も早くなり、子どもたちも朝学習がスムーズになっています。
 朝活、大好きです。

↓時間の整理について記しました↓


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