読書記録:しんどい心にさようなら
どうも、月白です。
小説を読んでいたんですが、中断してこちらを読んでいたら、小説よりも先に読み終わってしまいました。
2022年最初に読み終わった本です。
前回書いた「銭天堂」は2021年のうちに読み終わっていた本でした。
去年の12月から日々しんどさが増してきてしまって、どうにもならない状態を感じながら、でもなんとかしないとなっていう、焦りとかがすごくあって、そんな中でkindle Unlimitedのいいところはこういう本も無料で読める事。
しんどい心にさようなら 生きやすくなる55の考え方
著者きい 監修ゆうきゆう(精神科医)
PROLOGUEは漫画です。
文字だけじゃなくて途中途中で4コマ漫画とかあります。
4コマに出てくるたぬきのたぬというキャラクターがいるんだけど、人間が好きだから憧れて化けようと思ったけど、大変そうなのでやめてしまった、たぬきっていう紹介文が「ですよね」ってなったのは私だけだろうか?
心の勉強をして、心理学に詳しくなったらしいたぬきが、4コマに出てきては、ちょっと待ってと語りかけてくるんだけど、たぬきわりと重要。
第1章 完璧主義がしんどい
第2章 他人が気になってしんどい
第3章 自分の考えがしんどい
第4章 しんどい考えは不安・恐怖が根っこにある
自分に当てはまる章を読むと、参考になるところもあると思いました。
全ての章が、自分に当てはまるワケではないのですが。
これを読んだからって、考え方とか自分の在り方だっだりを、すぐに変える事は出来ませんが、こういう本をはじめてちゃんと私は読んだので、参考にはなりました。
度々、最近noteに〇(丸)を付けると書いていましたが、それはこの本の影響だったりします。
出来ない事ばかり考えて×(バツ)を付けるより、今日出来た事に〇(丸)を付けるっていう。
私の中にはなかった考えというか、元々がネガティブな方なので、出来なかった事ばかり考えて、今日もダメだったなと考えてしまっていたんですが、この本で〇を付けるっていうのを読んでから、少しずついい方に向かっているような気もしていて(大きく何かが変わったわけではないですが)
湧いて出てきたネガティブな感情を、無理やりなくす事は出来ませんが、出来た事に〇を付けるっていう、たったそれだけの事なのに、少しずつ前を向けている自分がいるような気がします。
寄り添ってくれている感じというか、なんとなくそんなに押しつけがましい感じも説教臭さみたいな感じもなく、弱っていた私の心にはわりとスッと入ってきたりもしました。
全て(1~4章が)当てはまるワケではないけど、参考になる事もあったので、取り入れられそうな事から実践してみたら、少しだけ気持ちが前に向いているような気がするんです。
全てが自分に当てはまるワケではないので、読んでいてなんとなくモヤっとする部分も、ないわけではなかったですが、読む前よりは気持ちが前をほんの少しだけ向いているような気もするので、きっと出会えてよかった本なのかもしれません。
しんどさがまた増したらこの本を開くかどうかは、また別の話かもという気もします。
色々読んでみたいからというのもありますが、メンタルの改善には「手放す」っていうのがポイントなのだろうなと読んでいて思いました。
どんな本でも合う合わないはあるんだろうなと思います。
この本が合わなくてメンタルが悪化した人もきっといるのでしょう。
Amazonのレビュー見てそう思いました。
kindle Unlimitedで無料で読めたから、読んでみたら、参考になる事もあったので日常に取り入れてみたけど、この本が私の心のバイブルとかにはならない。
この手の本はもっと他にも読んでみようと思います。
では、また。
更新日:2022/1/18