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自己紹介をかねて僕の人生を語る

僕は小学生の時、不登校になった。勉強は好きだったのだが、人と全く会話することができなかった。今思うと場面緘黙症だったのかもしれない。授業の時、先生に当てられても、答えはわかっていたのだが、何も言えなかった。国語の授業で順番に音読する時、僕の番になって、立ったはいいものの、何も言えず、そのままつっ立っていた。周りから「早くしろよ」とか言われた。つらかった。

それで学校に行けなくなった。学校には行かなかったが、勉強はした。特に国語には力を入れた。たぶんコンプレックスがあったからだろう。新聞とかを読んで、知らない単語があったら、片っ端から辞書で調べた。そして印をつけた。その作業が快感だった。そのおかげで、今でも語彙力だけには自信がある。

しかし精神的には不安定だった。メンタルクリニックに通っていた。躁と鬱が一日のうちに何度もやって来て、苦しかった。包丁を持って風呂場に入ったこともある。そのまま置き忘れて、次の日になったらなくなっていた。たぶん母親がしまったのだろう。心配をかけた。

そうしているうちに二十歳になった。僕はいよいよ苦しくなった。将来になんの希望も見いだせなかった。餓死する未来しか見えなかった。そしてついに発狂した。精神病院の閉鎖病棟で三カ月ほど過ごした。その時の記憶は今でも生々しい。

退院したあとはデイケアに通った。その後、作業所に通い始めた。今はとても安定している。

そんな感じだ。人生経験がないといえばないけれど、世間一般とは少し違う体験をしている。今まで文章にするようなネタがないと思っていたけれど、この文章を書いてみて、意外とありそうだと思った。

これからちょくちょく文章を投稿していこうと思う。日常のことだったり、僕の人生のことだったり。

よろしくお願いします。

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