インパクトのあるコミュニケーション - Communicating with Impact

コミュニケーション力って実はその人の人生まで変えるほど重要だとは思いませんか。家族・友人・ビジネス。人間関係は人生そのものとまで言えるかも。

今朝、Communicating with Impact というコミュニケーションのクラスを受講しました。今日は2セッション中の1回目です。アメリカのとあるコミュニティカレッジの Continuing Education (正規学生向けクラスではなく、社会人向けクラス)のクラスの1つ。80歳代で現役で活躍するインストラクターは、仕事の関係でお会いしたことがあったのですが、流石にコミュニケーションの先生。フレンドリーで相手に興味を持ち、質問して相手から会話を引き出すプロ。2年前には本も出版したそうです。

知っていることもたくさんありましたが、本日の個人的な Takeaway。
1. PowerPoint などプレゼンのスライドではブレットポイントではなく、番号をつける方がインパクトが強い。
2. Small Talk (意味のない世間話、その場の雰囲気をスムーズにする)では、”Tell me about yourself” と聞かれて自分の自己紹介をするときは、まずは聞き返す。質問を返すことで興味を引く。例を挙げると、”Have you taken continuing education classes before?” “Yes.” “I actually help people have a great learning experience at a community college.” といった感じでしょうか。
3. 人に何か頼むときはそれをすることの相手の利点を先に述べる。”Can you please take out the stinky garbage?” は、”To have a clean smell in the kitchen, can you please take out the garbage?” といった感じに変えてみる。
4. 一斉メールでも、全員宛に書くのではなく、各個人向けに書く。例えば、”Hi All,” との書き出しはやめる。

天気が良いので庭でのんびりくつろぎながら参加しましたが、コミュニケーションのクラスだけあり、インストラクターの一方的な講義ではなく、どんどん発言も求められるので、集中してなければなりませんでした。最近気付いたのですが、私の注意力はどんどんと散漫になっていて、YouTube や Podcast など、興味があるから聞き始めたのに、ちょっと興味の薄い内容の話になると、Facebookを開けたくなったりなど、スマホ時代の悪影響が出ているようです。なので、今日は結構必死になって集中していました。もしこのクラスが録音されたクラスで何度でも再生できるのであれば、集中は切れていたでしょう。

私のコミュニケーションについての考えですが、人はそれぞれ違う世界に生きているし、違う世界を見ているので、それを認識した上でコミュニケーションを取ったり、受け取ったりしないととんでもない事になると思っています。それからもう1つは、真の意味で Openminded (心を開いた状態)な会話をしないと、人々の間の隔たりは一向に埋まらないどころか隔たるばかりってことです。自分と違う意見の人が言っていることを、Openminded の状態で聞くことってとても難しいですが、それは同時に自分の「自分が正しい」というエゴを手放すことですね。はい、とても難しいですが、ちょっと意識してみるだけでも少しは変わるかも?


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