就活hack. ⑦伸びる業界・縮小する業界

本日はコロナで採用活動にどういう影響があるかを調べてきました。

結論として、経済はダウントレンドなうな状態です。

そんな環境が激変している中で、伸びる業界と落ちる業界を調べてきました。

外食・小売り

外食産業は、個人経営でやっている店も含めて結構やばい状況らしいです。それはドラッグストアに限らず、きつい状態になってきます。実際の店舗を構えたビジネスっていうのは、結構大ダメージらしく、二・三か月でキャッシュフロー回りません。融資受けても感があるらしいです。

基本的にしめなきゃいけない小売や外食はもちろん大ダメージを受けています。そんななか、ウォルマートなどは株を爆上げしているらしいです。アクセスが良くて日常品が多くそろっているウォルマートは株価が上がっています。

小売りや外食は、今後どうなるか。

今後は、超大手からの買収案件が来ます。

業界の最も大きな所が、こぞってそこそこ稼いでいた企業群を買収しまくるといった話になってきます。二極化ですね。固定費が重くのしかかってきて、駅前のいい立地が今後空き始めます。→そこに大手が全オフラインの主要のスペースを抑えることもあり得ます。

銀行

一方で、銀行はチャンスです。潤い始めている。今まで資金需要がいろんなかたちで資金調達の方法が出てきたために、そこまで日本人がお金を借りてくれなかったが、この状況になって、少しでもキャッシュを持っていようとする日本人が増えるために、今は銀行の貸し時なんです。低金利ですから、ビッグリターンではありませんが。

商社

厳しくなるでしょう。ポートフォリオの組み方にもよりますが、特に資源が厳しくなる。三井物産・三菱商事といった資源比率が高い会社は大打撃です。そして、財務基盤が比較的弱い丸紅も、なかなか厳しい。その一方で伊藤忠だけ、株価をキープしている。非資源が強いのがありますが、食品・食料が強いのが一番の理由かと思います。スーパーには私たちは行くし、飯は食うわけです。そういった意味で、非資源を担当する伊藤忠は安定といえそうです。経済の影響を比較的受けないライフスタイル部分に、先行投資してきた伊藤忠、あっぱれですね。

商社は現在トップランカーの難しさではありますが、業績が傾いたら人気が落ちることはあるんでしょうか。

不動産

厳しいですが、勝機はあります。消費者向けの不動産は、買い手にキャッシュがなければ商売が成り立たないということになります。そこの買い手の方々ってのが、今働けなくて給料は下がっていって、そんななか高いものには投資はしないと思われます。

でもその一方で、こまごまとした家具や部屋の中を上質な空間を提供してくれるちょっとした投資は伸びる可能性もあります。

いわゆる不動産は、高い買い物として分譲は売れないし、きつい状態になって来るんじゃないでしょうか。

でもこれを機に、地方移住とか郊外移住を進める人はいるかもしれません。今まで住みたいと思っていた場所からでも仕事ができると分かって、郊外の住宅物件をアフターコロナで買う可能性というのはあります。

また、オフィスに関しては、縮小移転が着々と進んでいるらしいです。いい所に立てても、固定費が高く、このコロナを機に、縮小移転しているらしいです。小さなオフィスなど、売れるかもしれませんね。

ベンチャー

やばくなってきます。そもそもキャッシュがない中で、めちゃくちゃ走り回って、お金を生み出すのがベンチャーです。今、ベンチャーの仕事は、無いに等しい会社さんも中にはあるのではないでしょうか。

また、一等地みたいなところを借り上げていたベンチャーの思惑である、「学生にここに来たいと思わせて、採用に効果を発揮させる」という目的が達成できなくなった今、縮小する会社さんが多くなるでしょう。ブランド形成と採用。これは今は、ベンチャーはきつい状態かもしれませんね。

エンタメ領域

伸びます。在宅時間が増えて、可処分時間が増える。そこを奪うような会社さんはエンタメの中には居ます。最近、『このすば』のアプリのCMがボンボン打たれています。(運営会社:SUMZAP(親会社:サイバーエージェント))これは室内でやるエンタメの課金をさせるための新規ユーザーをこのコロナショックで獲得しようという魂胆からくるものでしょう。すごい。ですので、ソシャゲ業界は意外にも、空前のチャンスになるかもしれません。

一方で、屋外のエンタメは変わる必要があります。だってもう三密がある場所に活きたくないですよね?ソーシャルディスタンスが保たれたライブにはいきたくないですよね。みんなでモッシュしたいですよね。お酒飲んでワイワイやりたいですよね。熱狂なんて、コロナのソーシャルディスタンスには厳しいです。

広告

まちまちです。ネット広告に関しては、動画が見られている分、生き残る可能性は高いです。ですから、ネット広告代理店は今からでも生き残ると考えています。また、テレビ広告。最近テレビの視聴率が上がっているのを知っていましたか?皆さんもテレビを見ている時間が多くなってきているのではないかと思います。ですから、テレビの方の広告もまだ大丈夫です。

ただ、クライアントの先行きが不透明になって来るこれからは注意が必要です。

そもそも広告を出す必要があるのか。広告に今キャッシュを使う必要があるのかをクライアントが考える頃ですので、注意が必要です。例えば、壁面広告やOH(交通広告)エキナカ広告は、今は見る人が激減している分、仕事も激減しています。ですので、今から就活しようと考えるのでしたら、テレビ広告を扱う会社もしくはネット広告にバリューがある会社さんを見るといいでしょう。

EC

伸びていくけど、物流の動きが重要になってきます。アマゾンやウーバーの株が爆上がりしているのを知っていましたか?

もし物流がキャパシティーオーバーになったら、ECも伸びないので注意が必要です。

IT

伸びます。オンライン教育などの商材を持っている会社さんも特に伸びるでしょう。今学校や会社が休みの際に、自己研鑽や勉強のために、この需要は伸びるとみていいでしょう。

またオンラインの業務システムなどを提供している会社さんも伸びる傾向にあります。会社さんによっては、googlehangoutや、zoomだと外部に情報が洩れるから使わないという会社さんもいらっしゃるらしいです。

人材・観光・航空

厳しい状況にあります。

私は先日まで人材業界でインターンをしていましたが、コロナの影響で職を失ったエンジニアがたくさんあふれているのにも関わらず、転職の採用に工数をかけてくれる会社さんがほとんどありません。

観光も、私たちがバスや自動車を使って遠出をしない時点で難しい戦いになるでしょう。

また、航空は欠航が相次ぎ、ANAは今年度の3200人の新卒採用を一時中断しました。

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こんな感じで、各業界をまとめてみました。就活生の皆さんは、企業軸で見るといいかもしれません。業界で絞るのではなく、これから生き残る会社さんをご自身の嗅覚で感じ取ってください。

129の会社で、破産申請がなされています。

いつあなたの入る会社が破産の危機に陥るかは分かりません。今一度、自分の就活の指針を再設定し、今後の就職氷河期を一緒に乗り切っていきましょう。

それではまた、就活hack⑧で!


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